【フィギュア】“りくりゅう”公式練習に姿なし 前日SPで三浦璃来が左肩脱臼 午後にフリー

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2025年12月21日 10:01  日刊スポーツ

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ペアSPで演技する三浦(左)、木原組(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇東京・代々木第一体育館◇ペア公式練習



ショートプログラム(SP)首位発進の三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が、朝の公式練習に姿を見せなかった。


午前9時半からの練習はSP2位の“ゆなすみ”こと長岡柚奈、森口澄士組、“あゆルカ”こと3位の籠谷歩未、本田ルーカス剛史組(ともに木下アカデミー)のみが調整を行った。


愛称“りくりゅう”の三浦、木原組は、前日20日のSPで国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、世界最高点に相当する84・91点をマーク。演技前の6分間練習で三浦が左肩を脱臼する難しい状況の中で演技をし、三浦は「ハプニングもあったが、切り替えて挑むことができた。去年からの成長」とうなずいていた。


今大会は26年2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)代表最終選考会となっており、大会への参加は必須となっている。だが、三浦、木原組は25年世界選手権優勝など、最高峰の舞台で4度の表彰台を経験。日本スケート連盟の派遣選手選考基準には「過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見通しつつ、選考することがある」と記されている。仮にフリーを棄権した場合も、代表入りは決定的な立場となっている。


ペアフリーは21日午後3時15分から行われる。


◇上記選考基準とは


〈1〉全日本選手権優勝組、2位の組


〈2〉全日本選手権終了時点でのISU世界ランク最上位組※三浦、木原組が該当


〈3〉全日本選手権終了時点でのISU今季最高得点の組※三浦、木原組が該当

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