
ささいなことで声を荒げる人が増えている?
混雑する時期や場所では、街中で人とぶつかる機会も増えますよね。その際、相手に対して怒鳴ったり、言い掛かりのようなクレームをつけたりしている人を見掛けたことがある人もいるのではないでしょうか。
混雑していることを承知で外出しているはずですし、ぶつかった相手も故意ではないと分かっているはずです。それでも声を荒げてしまうのは、心に余裕がない状態だからだと考えられます。
実は、心に余裕やゆとりがない状態が続くと、その状況を引き寄せてしまうと言われています。これがいわゆる「思考が現実化する」という考え方です。
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わざとぶつかってくる人の真意とは?
とはいえ、中には明らかに「わざと」ぶつかってくる人がいるのも事実です。その目的は、言い掛かりをつけて相手を威嚇し、日頃のストレスや不満を発散するため、いわゆる憂さ晴らしである場合もあります。そのような場面に遭遇したら、気分が悪くなるのは当然ですよね。
街中であれば周囲に人がいます。理不尽な要求をされた場合は、第三者に助けを求めたり、必要に応じて警察に相談したりすることも大切です。
また、「最近ツイていない」「運が悪い」と感じている人が、自分の悪運を他人に渡そうとして、わざとぶつかってくるという考え方もあります。
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とてもシンプルな行為ですが、「悪い運を引き受けない」という意思表示にもなります。
金運アップの基本は「不機嫌を封印する」こと
私たちは不機嫌な人を見ると、無意識のうちに距離を取ってしまいますよね。不機嫌な状態でいると、人が離れていくだけでなく、近づきにくい印象を与えてしまいます。実は、運や運気も同じです。
金運をアップさせたいと考えているにもかかわらず、不機嫌で過ごしていては逆効果になってしまいます。
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目標に向かって進んでいる人は、生き生きとした雰囲気をまとい、自然とよい運を引き寄せやすくなります。
努力の途中でつらいことがあったとしても、愚痴をこぼすのではなく、あえて笑顔で過ごしてみましょう。
「武士は食わねど高楊枝」ということわざがありますが、これは、例え苦しい状況であっても弱音を吐かず、誇りと品格を保つ姿勢を表しています。その精神こそが、金運アップの土台を支えてくれるのです。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))

