「賃金が安く休みも少なくて絶望的…」自由のために「3大欲求」にお金をかけない46歳男性の生活実態

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2025年12月22日 05:10  All About

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All Aboutは「毎月の支出と現在の生活」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、福島県に住む、世帯年収800万円・46歳男性のリアルな生活収支の実態を紹介します。※画像:PIXTA
食費や光熱費などの高騰が家計を直撃しています。物価が上がった分だけ給与がアップすればいいのですが、そううまくはいかないと嘆く人は少なくないでしょう。

All Aboutが実施した「毎月の支出と現在の生活」に関するアンケートから、ユーザーのリアルな生活実態を紹介します。自分の家計と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。

休みが少なく絶望を感じる

今回紹介するのは、福島県に住む46歳男性(既婚・子なし)の生活実態です。

【福島県在住、46歳男性世帯の収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:建設業
・世帯年収:800万円
・家賃(住宅ローン):0円
・間取り:一軒家
・食費:3万円
・交際費:10万円
・電気代:2万円
・ガス代:0円
・水道代:1万円
・車にかかる費用:1万円

まず、男性に現在の生活に対して思うところ、考えていることを聞きました。

「仕事量に対して賃金が安いと思います。そもそも、7日のうち5日も働いて2日間しか休みがないことが不思議。賃金の安さ以上に、休みの時間が少ないと感じていて絶望的です」

不労所得で時間を有意義にすべく、AIや副業などさまざまなジャンルの勉強に取り組んでいるそう。国内の風潮では、70歳まで自由なく働かされるにもかかわらず、その後年金が不足して厳しい生活を送ることになる流れだと考えている男性。そこから脱却することを望んでいると言います。

3大欲求にお金をかけない

では、男性は一体どんなふうに家計を管理しているのでしょうか。生活のやりくりのポイントや実践している節約術について聞きました。

「食事は調理することによって食費を安くしています。不必要に食べていません。基本的に3大欲求に多額のお金をかけていません。ですが、高速道路料金や『サブスク』に出費がかさんでいて、遊ぶことという無駄なことに使うお金を全振りしています」

賃金の安さ、休み時間の少なさを痛感し、世の中の流れが高齢者の生活に対してシビアだと感じている男性。束縛なく、自由に年を重ねたいと誰もが願いますが、男性のように現状を鋭く見据えて策を講じることが、望みの暮らしへと近づく一歩となるかもしれません。

<調査概要>
毎月の支出と現在の生活に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年10月22日
調査対象:全国10〜70代の200人(男性:66人、女性:133人、回答しない:1人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります
(文:All About 編集部)

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