
ヒガシマル醤油といえば、関西出身者にはおなじみの「うどんスープ」ですが、実は「カレーうどんスープ」なる商品が存在することをご存知でしょうか。さらにこのスープの素を使って、なんと本格的な「タンドリーチキン」が作れるというレシピが公式Xで紹介され、反響を呼んでいます。
「うどんスープでタンドリーチキン?本当に?」複数のスパイスを調合する必要があるタンドリーチキンが、そんな簡単に作れるものなのでしょうか……。半信半疑ながら、実際に作って確かめてみることにしました。
用意する材料(一人前)は「鶏もも肉300g」「無糖ヨーグルト100g」そして「ヒガシマル カレーうどんスープ1袋」というたったの3つだけ。
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ちなみに、SNS上では「カレーうどんスープが売ってない」という声もちらほら見かけます。筆者もたまたま足を運んだ郊外の大型スーパーでゲットしました。作ってみようという方は、少し大きめの店舗を探すと良いかもしれません。
作り方も簡単で、まさに「ズボラ飯」の極み。まず、ポリ袋に無糖ヨーグルト適量と「カレーうどんスープ」の粉末を入れて軽く混ぜ合わせます。
そこへ、一口大にカットした鶏もも肉を投入し、袋の上からよく揉み込みます。たったこれだけで下準備は完了。
あとは冷蔵庫などで30分ほど漬け込んでおくだけ。ボウルなどの調理器具を使わず、ポリ袋一つで完結するので、洗い物が少なくて済むのは非常にありがたいポイントです。
30分経ったら、ポリ袋から取り出した鶏もも肉を、少量の油を引いたフライパンで焼いていきます。ヨーグルトに漬かっているため焦げ付きやすいので、火加減に注意しながら中までしっかり火を通せば完成です。
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焼き上がったチキンからは、実に食欲をそそるスパイシーな香りが漂ってきます。早速一口食べてみると……えっ、めちゃくちゃ美味しい!
「うどんスープ」という名前から、和風の出汁カレー味を想像していましたが、いい意味で裏切られました。しっかりとカレーの味が染み込んでおり、スパイシーさも十分。実はこのスープ、ガラムマサラなどの本格的な香辛料が使用されているため、タンドリーチキン特有の芳醇な香りと辛味が見事に再現されているのです。
さらに、ヨーグルトに漬け込んだ効果で、お肉は驚くほどジューシーで柔らか。パサつきがちな鶏肉もしっとり仕上がっており、これなら小さなお子さんでもペロリと食べられそうです。付け合わせたレタスとも相性抜群で、驚くほどに食が進みます。
ひとつだけ心残りなのが、白ごはんを用意していなかったこと……。単品でも十分なのですが、あればさらにおいしさが倍増していたはず。なんならカレーの具材として使用しても良し、パンに挟んでサンドにしても良し。調理が簡単なので、いろんなアレンジを試したくなってしまいます。
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まさか「混ぜて焼くだけ」の手軽さで、このクオリティが出せるとは。「カレーうどんスープ」のポテンシャル……恐るべしです。今後はぜひレパートリーに加えたい、そして絶対にアツアツの白ごはんと一緒に食べたい、そう思わせる一品でした。
<参考・引用>
ヒガシマル醤油【公式】(@higashimaru_ss)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025122203.html|
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