【阪神】石井大智「53は少ない」キャリアハイ60試合登板目標「数字的なことは逆に言っていこう」

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2025年12月23日 05:10  日刊スポーツ

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優勝旅行から帰国した阪神石井(撮影・加藤哉)

【ホノルル(米ハワイ州)21日(日本時間22日)=磯綾乃】来季は0より60! 自身初の優勝旅行から帰国した石井大智投手(28)が、キャリアハイの60試合登板を目標に掲げた。


今季は日本新記録の50試合連続無失点を達成したが「『もう、よくない?』って思うので」と偽らざる本音を吐露。一方で「でもだからといって、来年の僕の開幕戦とか1試合目で失点すると、今年大丈夫かなってなっちゃうので」と不動のセットアッパーとしての責任感を口にした。


「まだ1年間通して1軍にいたことってないので、今年の53試合というのも、終わってみると少ないですしね。キャリアハイは56試合なんで、そこは超えたい。1年間投げてたら、50後半、60(試合)ぐらいはいくと思うので」。今季は頭部に打球を受けた影響もあり、来季こそ1軍完走を成し遂げたい。


プロ5年目。あえて明確に目標を立てるのは覚悟の表れでもある。なかなか結果が出なかった時期は、チームより個人の数字にとらわれていた。だからこれまで、口にすることを避けていた。「自分の頭の中で数字が先行してしまって、それでメンタリティーが良くなかったりして。数字という目標を言わないようにしてたんですけど、もうそういう立場でもない。数字的なことは逆に言っていこうかなと思っています」。2年連続で50試合に登板し、もう誰もが認めるブルペンの柱。チームのために腕を振れるから、今は明言することができる。来季は有言実行だ。

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