数カ月の戦線離脱を余儀なくされることとなったイサク [写真]=Getty Images リヴァプールは22日、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの負傷について発表した。
現地時間20日に行われたプレミアリーグ第17節トッテナム・ホットスパー戦に後半開始から途中出場したイサクは、56分にフロリアン・ヴィルツからのラストパスを右足で流し込み先制点をマーク。しかし、シュートを打った際、スライディングでブロックを試みたミッキー・ファン・デ・フェンに左足を巻き込まれる形となり、そのまま負傷交代を余儀なくされた。
クラブの発表によると、イサクは腓骨骨折と診断され、現地時間22日には足首の手術を受けたとのこと。今後は練習拠点であるAXAトレーニングセンターでのリハビリに励むこととなるが、現時点で復帰時期は未定となっている。『BBC』や『スカイスポーツ』などの複数のイギリスメディアによると、離脱期間は数カ月間に及ぶ可能性が高いようだ。
現在26歳のイサクは母国のAIKやドルトムント、レアル・ソシエダでプレーした後、2022年夏に加入したニューカッスルでエースストライカーとして得点を量産。公式戦109試合出場62ゴール11アシストという成績を残すと、今夏にはプレミアリーグ史上最高額の1億2500万ポンド(約264億円)でリヴァプールへ活躍の場を移した。新天地ではここまで公式戦16試合に出場し3ゴール1アシストをマークしている。
直近では公式戦6試合無敗を維持し、プレミアリーグで5位に浮上するなど復調の兆しを見せていたリヴァプールだが、過密日程を控える中で“新9番”を失うこととなってしまった。イギリスメディア『テレグラフ』はイサクの長期離脱に伴い、今冬の移籍市場でボーンマスのガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョの獲得に乗り出す可能性があると報じている。
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