
ソフトバンク大津が24年パ・リーグ最多安打の楽天辰己からお墨付きを得た。両者は昨年のオールスターで仲が深まり、福岡市内で初めてトークショーを開催。コントロール抜群の大津に対して辰己は「圧倒的なボールが1個ある訳じゃないけど圧倒的な投球ができる投手。投球には奥行きもあって、幅も広い。(四球で)自滅がないから打ち勝つしかないんですよね。今まで出会ったことない」とべた褒め。大津も「それはめっちゃうれしいですね」と先輩からの言葉にたじたじだった。
今季は6勝2敗、防御率1・92。春先は2軍降格を味わったが、後半戦はローテーションに定着し、日本シリーズでは勝利投手になった。今年の漢字は努力の「努」を選び、来季の目標を問われると「1年間やり切った結果がよければそれがいい。数字は決めていない」と泰然自若で挑む。
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