
阪神は23日、今季ブルージェイズに所属したイーストン・ルーカス投手(29)との契約を発表した。150キロ超の直球に変化球も多彩な先発左腕。今季のリーグVをけん引したが退団したジョン・デュプランティエ投手(31)の抜けた穴を埋める補強にもなった。単年契約で年俸は120万ドル(約1億8600万円)で背番号「42」に決まった。
◇ ◇ ◇
阪神が今オフ、「ピンズド」の補強を続けている。16日に発表した外国人補強第1弾のキャム・ディベイニー内野手(28=パイレーツ)は遊撃が本職の右の強打者。小幡、木浪、熊谷らを配置したが固定できなかった内野の空白を埋める存在だ。今秋のドラフトでは1位立石、2位谷端と即戦力内野手を上位で獲得。強力な内野の布陣になりそうだ。
2人目に獲得を発表したした新外国人ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)は右のリリーフ。及川、石井、岩崎へのつなぐ中継ぎ右腕を期待される。メジャー通算112試合中、先発は1試合という救援専門。変則のスライダーを武器とする奪三振マシンがブルペンを活性化させる。
この日獲得を発表したルーカスも1年間固定できなかった左腕先発の一翼を担う存在。トレードでは日本ハムから経験豊富な伏見を獲得。現役ドラフトではヤクルトからパンチ力のある外野手浜田も獲得した。フロントと藤川監督が密に連携を取り合い、きめ細やかな補強が実現している。【阪神担当=伊東大介】
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。