
中日上林誠知外野手(30)が25日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改し2850万円アップの4600万円でサインした。移籍2年目の今季は右翼のレギュラーをつかみ、134試合に出場。打率2割7分、17本塁打、52打点、27盗塁と活躍した。
「今年、自分の中でも野球人生の分岐点だとは思っていたので、その年に復活することができてうれしい。年齢も30になったし、今年数字を残せなかったら危なかった」と、まさに崖っぷちからの復活となった。
「一番は諦めなかったというか、自分を信じてやり抜いたことですかね」と、大幅アップを喜んだ。「今年後半、ちょっと足を痛めたので、走り方も、もも裏で走るのではなくおしりとかを使って走れるように意識している」と、何度も故障に泣かされてきただけに、けがしない体作りをこのオフは行っている。
1月からは阪神森下翔太外野手(25)、ロッテ西川史礁外野手(22)と沖縄で自主トレを行う。「(森下は)優勝チームの3番に同じ3番として負けないように頑張りたい」と意欲を見せた。
来季もピンクのリストバンドは継続の予定で、ホームランを打った時のポーズは「今、考え中」と話した。順調にいけば来季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得するが「単年です。本当に優勝したい」とドラゴンズの勝利のために集中する。これで、中日は一部外国人を除き契約更改が終了した。(金額は推定)【石橋隆雄】
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