
東映は12月25日、11月に発表していた新番組「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」について、2026年2月15日から放送を開始すると発表しました。作品は新たな特撮映像シリーズ【PROJECT R.E.D.】の第1弾に位置付けられています。
放送は毎週日曜午前9時30分から10時まで、テレビ朝日系24局で行われます。
本作は、11月の情報解禁以降、往年の特撮ファンを中心に話題を集めていた作品です。【PROJECT R.E.D.】は「超次元英雄譚」を英訳した「Records of Extraordinary Dimensions」の頭文字を取ったシリーズ名で、“赤いヒーロー”を軸にした新たな特撮プロジェクトとして展開されます。
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放送開始日の発表にあわせて、宇宙を舞台にしたメインビジュアルも解禁されました。広大な宇宙空間を背景に、スペースシップ「コスモギャバリオン」とともに立つギャバン・インフィニティの姿が描かれており、複数のユニットがドッキングしたコスモギャバリオンの姿も確認できます。あわせて、新たな映像を収めたPV「超予告II」も公開され、ヒーローやメカのスタイリッシュな世界観が垣間見える内容となっています。
物語の舞台となるのは、多元宇宙論をもとにした世界観。宇宙は一つではなく、多元宇宙「コスモレイヤー」が存在し、地球とよく似た世界が広がっているという設定です。主人公のギャバン・インフィニティは、次元を超えて多元宇宙を捜査する「マルチバースパトロール」の宇宙刑事で、さまざまな次元で起こる事件に挑んでいきます。
本作には3人の「ギャバン」が登場するのも特徴です。怒りのエモルギア「ゲキドー」を使う赤いコンバットスーツのギャバン・インフィニティ、哀しみのエモルギア「ヒソオ」を操る銀色のギャバン・ブシドー、喜びのエモルギア「カンキー」を扱う金色のギャバン・ルミナスが、それぞれ別の次元で活動する宇宙刑事として描かれます。
「ギャバン」の称号を持つ者は“宇宙にただ一人”とされており、別宇宙に存在する“別のギャバン”たちが、どのように物語の中で交錯していくのかが注目されます。
物語の鍵を握る存在として、次元超越航行が可能な宇宙船「コスモギャバリオン」も初公開されました。緊急時には巨大ロボ「コスモギャバリオンGC-R」へと変形する能力を持ち、劇中での活躍が期待されています。
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また物語のキーアイテムとなるのが、人の感情に反応する特殊なエネルギー生命体「エモルギー」が詰まった「エモルギア」です。ギャバンたちはその力を用いて蒸着する一方、犯罪者たちはネガティブな感情に反応した「エモルギア」を悪用。ギャバンたちは、日常に潜むエモルギー犯罪者と戦っていきます。
そして本作を手がけるのは、脚本を「爆上戦隊ブンブンジャー」(2024年)でメインライターを務めた冨岡淳広が担当。初回演出は、長年スーパー戦隊シリーズでスーツアクターやアクション監督として活躍してきた福沢博文が務め、パイロット監督として初参加します。特撮監督は佛田洋、音楽は園田健太郎と奈良悠樹が担当し、実力派スタッフが顔をそろえました。
新たな特撮シリーズ【PROJECT R.E.D.】の幕開けとなる「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」。2026年2月15日、新たなギャバン伝説がスタートします。
<参考・引用>
東映「【PROJECT R.E.D.】第1弾『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』宇宙を舞台にしたメインビジュアル解禁!!」
【テレビ朝日公式】スーパーヒーロータイム(@tokusatsu_ex)
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