
先日、ヤマップ(YAMAP)が発表した「登られた山ランキング2025」。このランキングでは、登山者の志向が「二極化」していることが浮き彫りになったそうなんですっ。
いま人気を集めているのはどんな山なんでしょうか?
ランキング結果をチェックするとともに、今年登られた山の傾向を見てみましょう!
【2025年の登山の「2つの傾向」】
今回のランキングは、登山・アウトドアプラットフォーム「ヤマップ」の登頂数(活動日記数)が多かった山をエリア別に集計したもの。手始めに、関東エリアのランキングを詳しく見てみましょう。
1位 高尾山(東京)
2位 筑波山(茨城)
3位 塔ノ岳(神奈川)
4位 大山(神奈川)
5位 御岳山(東京)
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都心からのアクセスの良さとインバウンド需要で、「高尾山」が前年比20%増で5年連続の1位となりました!
このランキングからもうかがえるのが、登山者志向の二極化です。上位の山はいずれも公共交通機関でアクセスが可能で、特に「筑波山」「御岳山」「大山」はケーブルカーやロープウェイをそなえているなど、体力的な負担が少なく気軽に登れる「アクセスのよい山」となっています。
もうひとつは「フォトジェニックな山」。3位の「塔ノ岳」は、トレーニングに適したコース設定でも知られていますが、富士山や相模湾を望む絶景スポットとして「映え山」としても人気を集めています。
「アクセスのよい山」「フォトジェニックな山」ともに、限られた時間で満足度を求める「タイパ」重視のライフスタイルにも合致していると言えそうです。
【全国を見てみると…?】
関東エリア以外のランキングは、1位に次の山がランクインしました。
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・北海道エリア
藻岩山(北海道)
・東北エリア
安達太良山(福島)
・北陸エリア
立山(富山)
・甲信越エリア
木曽駒ケ岳(長野)
・東海エリア
猿投山(愛知)
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・近畿エリア
金剛山(大阪・奈良)
・中国エリア
大山(鳥取)
・四国エリア
剣山(徳島)
・九州・沖縄エリア
くじゅう連山(大分)
こちらも、都市近郊であるなどアクセスのいい山やSNS映えする圧倒的絶景が楽しめるフォトジェニックな山が名前を連ねており、今年多くの人に登られたことがわかります。
【2026年の山登りの参考に♪】
以上、「登られた山ランキング2025」をご紹介しました。各エリアランキングをさらに詳しく知りたい方は参照元からご覧ください。
「アクセスの良い山」や「フォトジェニックな山」は登山初心者の入門山としてもよさそう♪ 2026年は山登りを趣味にしてみたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね!
参照元:YAMAP、プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい
