11月世界生産、6.4%減=ホンダは半導体不足響く―自動車大手8社
0
2025年12月25日 17:02 時事通信社

自動車大手8社が25日発表した11月の世界生産台数は、前年同月比6.4%減の198万台だった。ホンダは先月に引き続き、中国系半導体メーカーのネクスペリアからの供給不足が響き、33.7%の大幅減だった。トヨタ自動車、日産自動車、マツダ、SUBARUも5%超のマイナスだった。
ホンダは10月にメキシコの工場を停止。米国やカナダでも減産していたが、いずれも11月中に正常化した。ただ、同社は今月末から1月にかけて、日本と中国でも減産を計画しており、影響は続いている。SUBARUは20.4%減。主力の群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)の工事に伴う一部稼働停止が影響した。
一方、インドで新型SUVが好調なスズキは14.1%増加。ダイハツ工業や三菱自動車もプラスだった。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。