2025年に注目したスマホ「iPhone 17 Pro」 無印と迷ってProにした理由と使ってみた結果

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2025年12月25日 17:20  Fav-Log by ITmedia

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iPhone 17 Proを実際に使ってみた感想は?

 モバイルをメインの取材ジャンルとしている仕事柄、日本でのシェアが高いiPhoneの新製品には毎年注目しています。2025年のiPhoneはProシリーズで大きな設計変更があったほか、新コンセプトの「iPhone Air」が登場し、どのモデルを購入するか、いつにも増して悩んだ年でした。

【画像】2025年注目のスマホ「iPhone 17 Pro」

 そして購入したのが「iPhone 17 Pro」です。無印の「17」と迷いつつ、Proを選んだ理由と、実際にProを使ってみて感じたことを紹介します。

●iPhone 17 Proのシルバーを購入しました

 iPhone 17 Proには、強くて熱伝導性のあるアルミニウムユニボディの採用、パワフルでさらに高効率となった最新のチップセット「A19 Pro」搭載、光学4倍相当の望遠カメラを含むトリプルカメラシステムといった特徴があります。

 実は昨年の16シリーズではProの付かない「iPhone 16」を使っていたのですが、それ以前にProモデルを使っていたことで、ディスプレイ表示の滑らかさが若干劣ること、スリープ中も時刻や通知を表示する常時ディスプレイに対応していない点が物足りなく、次はProに戻そうと思っていたのでした。

 ところが、iPhone 17はiPhone 17 Proと同じくProMotionテクノロジーに対応し、最大120Hz可変リフレッシュレートの滑らかな表示を実現しています。また常時表示にも対応し、画面サイズはProと同じ6.3インチと、ディスプレイの見やすさはProと変わりありません。Proに戻すという決心がiPhone 17のスペックを知ったときに覆されそうになりました。

 それでもiPhone 17を選ばなかった理由としては、外観が16シリーズとほぼ変わらないことで、新鮮味を感じにくかったことがあります。どうせ買うなら新しさを感じたい。ダサいと言われつつもiPhone 17 Proを選んだのはアルミニウムのユニボディに新しさを感じたから。そして普段MacBook Airを使っていて、しっかりしたユニボディに魅力を感じたからでもあります。

 一方、新鮮という意味では第1候補となるべきiPhone Airを選ばなかった理由は、バッテリー容量と1つしかないカメラ。また、個人的に薄さにそれほど引かれないせいでもあります。

●便利な望遠カメラと長持ちバッテリーがありがたい

 決心を覆してiPhone 17を購入しても、おそらく十分満足したと思います。人にiPhoneを薦めるなら、価格と機能のバランスでまずはiPhone 17を挙げます。それでもiPhone 17 Proで良かったと改めて感じているのが、4800万画素光学4倍の望遠カメラです。なお、iPhone 17 Proの3つのカメラはすべて4800万画素のFusionカメラです。

 望遠カメラは必須じゃないと思うこともありましたが、あると当然ですが使ってしまうものですね。しかも画質も上々です。光学相当の画質で8倍まで寄れるので、広い会場で行われる記者会見で、少し遠くから登壇者の顔写真を撮って問題なく記事に使える良い画質です。非常に便利だと感じていますし、実際、ひんぱんに活用しています。なお、ここ数年で、メインカメラの1倍や2倍、夜景などの画質は気にしなくなりました。どう撮ってもきれいだからです。

 また、バッテリー持ちの良さにも日々助けられています。iPhone 16では、ちょっと派手なビジュアルのゲームを続けていると、あっという間にバッテリー残量が半分を切る状態になっていましたが、17 Proではかなりの時間、持ちこたえてくれます。バッテリー持ちはiPhone 16がビデオ再生最大22時間に対し、17 Proは最大33時間。なお、iPhone 17も最大30時間まで延びています。

 バッテリー持ちが良くなったのは、チップセットの効率がさらに上がったことに加え、Proの場合は本体上部のカメラ台座部分に部品が納められ、バッテリーのためのスペースが多く確保されたためでもあります。日本で販売されるiPhone 17シリーズがすべてeSIMになり、従来SIMカードスロットのためのスペースだった部分にもバッテリーを入れることができるようになったことも要因としてあるでしょう。最大22時間から33時間への拡大は如実に体感できる大きな違いでした。

●慣れるデザイン、26年に期待のApple Intelligence

 最初に見たときは少しがっかりした17 Proの外観も、日々目にしていると慣れてきてダサかわいいという感覚まで上がってきました。なによりユニボディの堅牢感、安心感が心地よいです。

 ちなみに、発表会で詳しく紹介されていた、放熱処理のためのベイパーチャンバー。効果はあるのでしょうが、前述のビジュアルがちょっと派手なゲームをすると、背面は、持てないほどではありませんが熱くなります。カメラを起動しっぱなしにしていても同様です。だからといってiPhoneが止まるということはありませんが、今は寒い冬ですからね。次の夏、酷暑の屋外でどうなるか見ものです。

 最後にApple Intelligenceについて。正直、普段使っている範囲でAIについては何も気にしていません。ChatGPTやPerplexity、画像生成AIなど、アプリで活用されている人は多いようですが、私自身はiPhoneでは使っていません。ただ、2026年にSiriとApple Intelligenceが全面ローンチされる予定なので、それがどうなるかは気になっています。セキュリティやプライバシーを確保した上で、便利な機能が使えるようになってほしい。そうなると、チップセットが異なる無印iPhoneとの差が出て、やっぱりProを買って良かった、となるかもしれません。そんな便利なAI機能が登場してくれることを期待しています。

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