母は2歳女王のダノンファンタジー ダノンベルビューがC.ルメール騎手で初勝利なるか

　18年の阪神JFを制したダノンファンタジーの初仔となるダノンベルビュー(牝2、栗東・坂口智康厩舎)が、土曜阪神4Rの2歳未勝利(芝1600m)で初勝利を目指す。

　ダノンベルビューは父レイデオロ、母ダノンファンタジー、母の父ディープインパクトの血統。母は18年の阪神JFなど重賞6勝。祖母のライフフォーセールはアルゼンチンでG1を2勝している。また、叔父2頭も現役のオープン馬で、スティンガーグラスは今年のアルゼンチン共和国杯で2着、エムズは同じく京都新聞杯で2着だった。

　ここまで2戦0勝。ともに高杉吏麒騎手とコンビを組み、9月の新馬は2着、そして3週前の未勝利は5着だった。過去2戦は1400mだったが、血統やレースぶりから判断して、マイルへの距離延長はプラス。C.ルメール騎手を鞍上に迎え、今度こそは待望の初勝利をつかみ取ってほしい。