【ホープフルS予想】クラシックへの登竜門 次世代の主役に名乗りをあげるのは

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2025年12月27日 06:35  netkeiba

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ジャスティンビスタ(c)netkeiba
 GI競走へと格上げとなって、今回が9回目と歴史の浅いレースだが、GII時代も含めた過去10回の勝ち馬の中からクロワデュノール、レガレイラ、コントレイルやサートゥルナーリア、レイデオロらが勝ち馬に名を連ねる重要な2歳戦。舞台となる中山競馬場芝2000mは、1周1667m(Aコース使用時)の内回りコースを使用し、スタンド前の直線入り口からスタートして1周と少々。コーナーを4回まわり、坂越えはスタート直後とゴール前の2回。早熟性に加えてスピード、スタミナ、そして立ち回りの上手さが問われるレースだ。

 ◎ジャスティンビスタは京都2歳S優勝馬。京都競馬場芝1800mのデビュー戦は外枠から気合いをつけながら先行。先行グループの一角として半マイル通過47.5秒のハイラップを作り上げ、最後は11.4秒、11.3秒でまとめる強い内容だった。前走の京都2歳Sは初めて経験するコーナー4つに戸惑うように途中でポジションを下げたものの、最後の3ハロンが11.9秒〜11.9秒〜11.8秒という加速ラップを後方から豪快に突き抜けた。まだ子供っぽさが残り粗削りだが、能力は高そうだ。

 〇バドリナートは萩S優勝馬。前半の半マイルが48.0秒は、このレースが正式にリステッドレースとなってから最も速いもの。その流れを2番手グループのインで追走し、最後は11.3秒、11.4秒のレースラップを楽に抜け出した。逃げ、先行勢が総崩れとなる中で、完璧な立ち回りを見せてくれた。デビュー戦こそ馬群をさばいているところを外から一気に来られて惜敗したが、後続には4馬身差。悲観する内容ではなかった。

 ▲ショウナンガルフは札幌2歳S優勝馬。函館競馬場芝1800mの新馬戦は軽く気合をつけられる程度で7馬身差の楽勝。続く札幌2歳Sは半マイル通過50.5秒というスローペースを後方待機。残り600m付近から外を回りながら進出すると、最後は大外から豪快に差し切った。この馬がポジションを上げていったのは、最も速いラップを刻んだ区間だっただけに評価できる。距離延長も味方にできそうだ。

 △ノチェセラーダは黄菊賞の優勝馬。函館競馬場芝1800mのデビュー戦は出遅れが響いて3着だったが、続く札幌競馬場芝1800m未勝利戦ではのちに百日草特別を勝つアッカンをマッチレースの末に下し、前走の黄菊賞では向正面からスパートして操作性の高さを証明した。多頭数競馬では大きな武器になりそうだ。

 △アンドゥーリルの前走アイビーSは抜け出してからの最後1ハロンが11.2秒と優秀で、△ウイナーズナインは芙蓉Sで距離コースを経験しているのが大きい。最後に百日草特別2着△フォルテアンジェロ。前走は展開に泣かされたが末脚には見どころがあった。

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