
オリックス曽谷龍平投手(25)が26日、地元である奈良・斑鳩(いかるが)町役場を表敬訪問した。中西和夫町長から「斑鳩といえば(世界遺産の)法隆寺だったのが、オリックスの曽谷投手と通じるようになった」と激励され、「少しでも地元の力になれれば」と決意を新たにした。
今季は自己最多の8勝を挙げ、11月の侍ジャパン強化試合にも選出された左腕。自身が卒園した、たつた保育園も訪問した。切れ味鋭い「ジェットコースタースライダー」を模したポーズを子どもたちから提案されたが、お立ち台での披露は「恥ずかしいので…」と照れ笑い。それでも「園児を見て力になりましたし、もっと頑張りたい」と刺激を受けた。
世界遺産、法隆寺級の知名度へ。「ふるさと大使」候補だが、自身は「まだ早いです。世間の皆さんに認められる結果を残してからだと思う」とキッパリ。斑鳩町役場の総務部安全安心課に勤務する父博一さん(52)は「きっちり実績を積んで、いずれは町を背負う投手になってもらえたら」とエールを送った。
来年3月のWBC侍ジャパンメンバーにドジャース大谷らが選出されたことがこの日発表。「選ばれたらもちろん(一緒にプレー)したいですけど。選ばれるまではしっかり自分のことをしっかり練習して頑張っていきたい」。結婚も報告し、4年目でさらなる飛躍へ。来季の目標に日本一を掲げ、「タイトル争いができるような選手に。来年は規定投球回を投げたい」と意気込んだ。【村松万里子】
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