勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド [写真]=Getty Images プレミアリーグ第18節が26日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルが対戦した。
ここまで17試合を消化したリーグ戦で7勝5分5敗を記録し、勝ち点「26」の7位につけるマンチェスター・ユナイテッド。前節アストン・ヴィラに敗れた“赤い悪魔”だが、直近は11試合でわずかに2敗と好調を維持しており、今節は本拠地『オールド・トラッフォード』に11位ニューカッスルを迎え撃つ。
試合は24分にマンチェスター・ユナイテッドがスコアを動かす。敵陣左サイド深くでスローインを獲得し、ディオゴ・ダロトがボックス内に長いボールを投げ入れる。一度はニアでニック・ウォルトメイドにクリアされるが、ゴール正面に飛んだボールにパトリック・ドルグが反応。浮き球を豪快なダイレクトボレーで叩き込み、ホームチームが先制した。
1点リードで前半を折り返したマンチェスター・ユナイテッドだったが、後半立ち上がりはニューカッスルが主導権を掌握。それでも60分にカウンターで決定機を作り出す。自陣から繋ぐ相手に前線からプレスをかけ、マヌエル・ウガルテがボールを奪取。こぼれ球を拾ったベンヤミン・シェシュコがペナルティエリアに侵入し、左足でニアを狙ったシュートを放つ。だが、惜しくもボールはクロスバーに弾かれた。
対するニューカッスルも、その2分後にビッグチャンスを演出する。相手GKのフィードをマリック・チャウがセンターサークル内で跳ね返し、ボールを受けたルイス・ホールがドリブルを開始。ピッチ中央でウガルテを巧みに突破すると、ボックス手前で思い切りよく左足を振り抜く。狙いすましたシュートは枠に嫌われたものの、アウェイチームが積極果敢にゴールへと迫っていく。
その後はニューカッスルが攻勢を強めたものの、試合は1−0で終了。11試合ぶりのクリーンシートを達成したマンチェスター・ユナイテッドが、第9節以来のホーム戦勝利を収めた。次節は30日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームでウルヴァーハンプトンと対戦。ニューカッスルはアウェイでバーンリーと対戦する。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 1−0 ニューカッスル
【得点者】
1−0 24分 パトリック・ドルグ(マンチェスター・ユナイテッド)