
ニトリ(札幌市)は、奥行き59センチの大型冷蔵庫「410L 4ドアファン式冷凍冷蔵庫」を発売した。価格は9万9900円。
ニトリは従来、少人数世帯向けの商品が中心だったが、2024年11月に販売開始した10万円を切るドラム式洗濯乾燥機を皮切りに、65インチで10万円を切る4K対応液晶テレビ、2027年度の省エネ基準をクリアした2.2kWモデルのエアコンなどファミリー層向け大型家電のラインアップを拡大。その一環として、ニトリ初の大型モデルとなる410リットルの冷凍冷蔵庫を発売した。
本商品は、奥行き約59センチの薄型設計で、奥の食材も取り出しやすく、キッチン内での動線も確保しやすいのが特徴。定格内容積は410リットル(冷蔵室:273リットル、冷凍室:137リットル)。
冷凍室は一般的な1室大容量型ではなく、6つの引き出し式(6BOX冷凍庫)を採用。大量の冷凍食品やホームフリージングした食材も整理しやすく、使いたいものがすぐに見つかるようにした。
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まとめ買いした食品を一度にたくさん追加した際に便利な、庫内の温度を一気に下げる「急冷蔵」機能も搭載した。
●マイナス30度以下の冷風
6BOX冷凍庫の右上には、食材の熱を直接吸収するアルミプレート付き急冷凍専用トレーを搭載。マイナス30度以下の冷風が通風口から当たる構造で、効率よく冷凍でき、食材の鮮度や風味、食感をある程度維持できるようにした。
冷気は冷凍室全体に行き渡るため、まとめ買いや作り置き食品の一括冷凍も可能。最近の家庭での冷凍活用の増加を踏まえ、ファミリー向け大型冷蔵庫としての実用性を高めた。
冷蔵室最下段の「切替室」は、3段階の温度設定に対応。チルドルームや野菜室として使い分けられるため、食材管理に合わせて活用できるようにした。
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自動製氷機能も搭載し、給水タンクに水を入れた状態で自動製氷をオンにすると、約2時間ごとに10個ずつ氷を生成できる。急ぎの場合は「急製氷」を使用することで、約1時間ごとに10個ずつの製氷が可能となる。
カラーはシルバーとホワイトの2種類(ホワイトは2026年1月下旬発売予定)。外形寸法は753(幅)×1900(高さ)×590(奥行き)ミリ。
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