工藤孝太 [写真]=三浦彩乃 浦和レッズからファジアーノ岡山に期限付き移籍中のDF工藤孝太が、期限付き移籍期間を延長した。29日に両クラブが発表した。
契約期間は明治安田J1百年構想リーグが開催される2026年2月1日から同年6月30日までとなる。なお、期限付き移籍期間中、工藤は浦和と岡山が対戦する公式戦に出場できない。
現在22歳の工藤は浦和の育成組織出身。世代別の日本代表でもプレー経験を持つ同選手は、2021年にリーグカップでトップチームデビューを飾った。2023年は藤枝MYFC、2024年はギラヴァンツ北九州に期限付き移籍。2025年から岡山に加入すると、J1リーグで25試合に出場するなど成長を遂げ、岡山のJ1残留に貢献した。
工藤は発表に際し、浦和のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントを発表した。
「浦和レッズを愛する全てのみなさまへ。来シーズンもファジアーノ岡山でプレーさせていただくことになりました。今シーズンは、個人として初めてJ1リーグを戦い、さまざまな経験をすることができ、これまで以上の成長をファジアーノ岡山で感じることができました」
「しかし、より一層の成長が自分自身には必要であると感じています。自分をもう一度見つめ直し、日々成長し続けられるように自分を必要としてくれたファジアーノ岡山への感謝を忘れず覚悟を持って精進し続けます」
「浦和レッズのユニフォームを着て、浦和レッズのために闘い勝利に貢献するため、そして、大きく成長した姿をみなさまにお見せするためにも、来シーズン、ファジアーノ岡山でこれまでにない成長を重ねていきます」
また、工藤は岡山の公式サイトでもコメントを発表。「ファジアーノ岡山に関わるすべての皆様へ。1年間どんな時も温かい応援をしていただきありがとうございます。来シーズンもファジアーノ岡山でプレーさせていただくことになりました」と綴り、次のように意気込みを示した。
「自分自身J1のピッチに初めて立ち、すごく苦しい時間も過ごしました。そんな時でも支えてくれる選手、コーチングスタッフの皆様、そしてどんな時でも応援し鼓舞してくださるファン・サポーターの皆様をはじめ、ファジアーノ岡山に関わるすべての皆様のおかげでチームとともに個人としても大きく成長できたと感じています。心から感謝しています」
「しかし、現状に満足することなく今年以上の成長ができるように来シーズンもファジアーノ岡山のために覚悟を持って闘います。そして、日々の練習から成長と勝利のために精進し続けます」