
客観的に見れば経済的な余裕があるはずなのに、驚くほどストイックな「貧乏性」を貫く人々がいる。静岡県の50代男性の年収は900万円。人もうらやむ高年収でありながら、日々の買い物に対して異常なまでの執着を見せている。
「外でペットボトルとかの飲み物を極力買わないようにしている。スーパーとかでも、常に自宅近くのドラッグストアと値段を比較してしまう。少しでも高く買うと、損した気分がハンパない」
喉が渇いても、自動販売機の使用を自分に許さない。買い物中も頭の中は計算機がフル回転しているようだ。(文:湊真智人)
即決できない男性「すべて現金払い、カードも使わない」
一方、和歌山県の60代男性も年収950万円と高収入。しかし先の男性同様、値段の比較を怠らない。
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「物を買うとき、常に即決できず、下見をしてどこが一番安いか見る。また、ローンを組まずに全て現金払い。カードもほとんど使わない」
たとえ10円や20円の差であっても、彼らにとっては耐え難い損失なのだろう。年収900万円もあれば、価格を比較する時間や労力の方がコストになりそうだが、損得勘定の基準はあくまで「底値」にあるようだ。
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