
「働かない上司」に悩まされている人は結構いるようだ。20代男性から、自身の職場に君臨する困った管理職について、切実な投稿が寄せられた。
男性の課では、各フロアに主任1人と班長2人の3人の管理職がいる。自身も班長として働く男性が特に憤りを感じているのが、上役である主任の存在だ。
「そもそも会社に来ません。月6〜7日休みます」
この主任、とにかく会社に来ないというのだ。(文:天音琴葉)
「成長のために」と仕事を丸投げ
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「有休は年20日付与のため、当然3か月ほどで有休がなくなりますが、4か月目以降は欠勤で休みます」
驚くべきことに、この会社には「主任はあまりに多忙なための救済措置」として、「月45時間までの欠勤」が免除されるという不可解なルールがあるという。主任はこれを悪用し、月の稼働日数の半分を休んでいる。たまに出社しても「誰かと喋っているだけ」で、仕事はすべて下の班長に丸投げだ。
「『俺はわからないからさ、君たちを頼るしかないんだ』『成長のために今からこういう仕事をしといたほうがいいよ』などと言い訳を並べ、自分は楽をします」
さらに呆れたことに、主任から具合が悪いと連絡があった日に、近所のパチンコ屋での目撃情報が頻発しており、「完全な仮病です」と男性は断罪した。
困った管理職は主任だけではない。もう一人の管理職であるベテラン班長も、男性のストレスの種となっている。この人物は「責任を負いたくない」という思いが異常に強く、些細な判断まで年下の男性に委ねてくるという。
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「私より遥かにベテランなのに、私にどうでも良い内容まで全て聞いて来ます。そして何かあると『○○(私の名前)がこうやれと言ったから』と言います」
とにかく「自分は悪くない」という状態を作りたい一心なのだろう。会話もまともに成立せず、業務の質問をしても他人の愚痴にすり替えられ、1分で終わるはずの内容に10分以上費やされるそうだ。
最悪なのは、この班長と主任の仲が極めて悪く、実務がすべて男性に集中していることだ。「通常業務+主任のおこぼれ+もう1人の班長のおこぼれ」のせいで、定時内で仕事が終わることはない。
この窮状を課長も把握しており、「そろそろ(2人を降ろす)決断をしなきゃなあ」と管理職の解任を匂わせているものの、1年経っても進展はないという。
「現状がこれではフロアが崩壊します。もうしてるとも言えます。本当に頭がおかしくなりそうです」
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と続けた男性。状況が好転しない場合は、異動届を出すつもりだという。
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