【高校ラグビー】倉敷は京都成章に敗れ、2回戦で涙 リード主将は環太平洋大に進学して競技続ける

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2025年12月30日 16:28  日刊スポーツ

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京都成章対倉敷 後半、倉敷・コンウェイ・リード主将のトライで喜ぶフィフティーン(撮影・上田博志)

<全国高校ラグビー大会:京都成章46−10倉敷>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場



5大会連続5度目出場の倉敷(岡山)は、シード校の京都成章に敗れて、2度目の3回戦進出はならなかった。


主将のコンウェイ・リード(3年)は本来はNO8だが、けが人の関係でフッカーで出場した。


0−26で迎えた後半2分、ラインアウトからのモールを経て、リードが右中間へと飛び込んだ。意地の反撃トライだった。


「守備でも止められた場面はあった。自分はここで終わりだが、後輩は修正して臨んでほしい」


リードは父がオーストラリア人、母が日本人で2つの国籍を持つ。父は母国では13人制ラグビーの元プロ選手だった。170センチ、91キロの屈強な体を武器に、来春の卒業後は環太平洋大(岡山市)へ進学し、ラグビーを続ける。


梅本勝監督(62)は「相手に低く、プレッシャーをかけられる選手。フッカーとして楽しみ」と、今後に期待していた。【横田和幸】

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