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“宮古島フォーク”で来季もフル回転する。巨人田中瑛斗投手(26)がフォークの強化に意欲を示した。1月はソフトバンク上沢、ヤクルト高梨らとともに沖縄・宮古島で自主トレに臨む予定。「フォークのうまい投手に聞きながら、武器となるように練習したい」と意気込んだ。
現役ドラフトで日本ハムから移籍した今季は、自己最多の62試合に登板。得意球のシュートを武器に打者を手玉に取ったが「バッターがシュートって思っていたら、他の変化球はなんでも効くと思う。新たな武器を見つけたい」とさらなる進化を見据える。これまでもフォークを投げていたが「いかにゾーンじゃないところでカウントを稼げるか。大きく落ちるフォークって感じ」。ストライクゾーンの高さで勝負する横変化のシュートとともに、ボールゾーンを振らせる縦変化のボールを求め、投球の幅を広げる。
今オフから、フォークが得意な日本ハム柳川が自主トレメンバーに加わり、後輩ができる。「情報を共有しながら、いろんなところをレベルアップできる1カ月にしたい」と貪欲に技術を吸収し、充実したオフを過ごす。【北村健龍】
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