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日本ハムが千葉・鎌ケ谷にある2軍本拠地のバージョンアップを図ることが30日、分かった。
勇翔寮内にあるトレーニングルームを一新。球団幹部は「手狭になっているので、ウエート場を外に出す。建物としてウエート場とラボ的なところをつくる」と説明した。
鎌ケ谷の左翼後方にある駐車場の敷地の一部が、新ウエートルーム場の建設予定地となる。現状の倍となる約400平方メートルの規模で、26年春に完成予定。すでに導入済みの動作解析を行う「スポーツ・バイオメカニクス」とも連動した新たな練習施設となる予定だ。
また、選手から要望のあった最新鋭の打撃マシン「トラジェクトアーク」も鎌ケ谷に導入する。投手の球筋を忠実に再現できる優れものは、球団OBのドジャース大谷も愛用。NPBでは楽天、ソフトバンク、巨人が導入済みで阪神も来春には採用する予定だ。
球団幹部は「そういう機械を提供したかった。育成の過程として必要なので」と来季開幕前に育成拠点に設置して若手の成長を促す狙いだ。2軍本拠地は30年開業を目指して北海道内に移転する意向で、鎌ケ谷は残り4シーズンの予定。それでも球団幹部は「育成拠点の鎌ケ谷への注力は怠らないというのはテーマ」と資金を惜しまず、選手のために投資を続ける考えだ。
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