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<第102回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根−東京(5区間109・6キロ)
往路で撃沈していた帝京大が、同17位からは史上初となる逆転のシード権(3年連続)を死守した。前評判が高かった中、沈んでいたが、復路で本領を示して急浮上。6区を広田陸(3年)が区間6位タイの58秒31で走り、続く7区に登場した主将の柴戸遼太(4年)も区間6位の1時間3分7秒で全体14位へ。8区の松井一(2年)が4位タイの1時間4分34秒で猛追して、さらにチームを12位まで押し上げた。
そして9区で尾崎仁哉(4年)が最終学年の意地を体現する。次回シードを獲得できる10位の中央学院大まで、わずか14秒差まで縮め、運命の最終10区に突入した。アンカーは4年生の鎗田大輝が任され、ここも見事に区間5位。1時間8分43秒で総合9位に食い込んだ。
昨年も往路14位から復路4位で総合10位に踏みとどまっており、伝統をつないだ。険しい表情だった芦ノ湖から一転、東京・大手町に笑顔で戻ってきた中野孝行監督(62)も興奮しきりだ。
「いや、本当にすごい。彼ら、尊敬しちゃう。本当に、人ごとのように『すごい、こいつら』って思います。成功するまで、しつこくやることが必要。今、世の中に欠けていること。反対に箱根駅伝を通して、それが国民に浸透してくれたら、もっといい国になる」
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往路の5区間を終えた時点で10位の東海大とは4分15秒もの差をつけられていたが、スローガン「世界一諦めの悪いチーム」を掲げる帝京大が、箱根史で前例のない往路17位からのミラクルを起こした。
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