長倉は東京ダービーでもチームを勝利へ導くゴールを決めていた [写真]=三浦彩乃 FC東京は3日、浦和レッズからFW長倉幹樹が完全移籍加入することを発表した。
長倉は1999年10月7日生まれの現在26歳。浦和のジュニアユース、ユースで育ち、順天堂大学へ進学したものの、卒業後は関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドFCへ入団。同クラブで得点を量産し、1年目の2022年8月、当時J2だったザスパ群馬へステップアップを果たす。翌年7月にはアルビレックス新潟へ完全移籍で加入し、J1の舞台に辿り着いた。
新潟では2024シーズンのJリーグYBCルヴァンカップで9試合出場6ゴールを記録し、新潟にとって史上初となる決勝進出に貢献。自身は大会得点王に輝いた。シーズン終了後には浦和への“帰還”を果たしたが、2025明治安田J1リーグではピッチに立った13試合すべてが途中出場にとどまり、同年6月にFC東京への期限付き移籍を決断した。
FC東京でのデビュー戦となった天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会・2回戦のツエーゲン金沢戦(○3−1)では早速ゴールを奪い、2025明治安田J1リーグ第29節東京ヴェルディ戦(○1−0)では、FC東京を17年ぶりの“東京ダービー”勝利へ導く決勝弾をマーク。シーズン終盤戦は左足膝蓋骨骨折の影響で離脱を強いられたものの、FC東京では公式戦通算14試合出場7得点を記録するなど、攻撃陣の主軸として活躍した。
来季も“青赤”のユニフォームを身に纏って戦うことが決まった長倉は、クラブを通して次のようにコメントを発表した。
「FC東京に完全移籍で加入することになりました長倉幹樹です。あらためて、東京のために、チームの勝利のために全力で戦います。応援よろしくお願いします」
また、育成組織時代以来の復帰を果たしながら、最終的にはわずか半年間の在籍となった浦和を通しては、次のようにコメントしている。
「中学、高校時代と育てていただいたクラブに、プロになって所属できたことは、とてもうれしかったです。小さなころから観ていたスタジアム、聞いていた応援をピッチの中で経験できたことはこれからも忘れません。短い間でしたが、ありがとうございました」
FC東京は2025明治安田J1リーグで13勝11分14敗の成績を残し、勝ち点「50」を積み上げて11位でシーズンを終えた。来季も松橋力蔵監督の続投が決まっている。
【ハイライト動画】長倉は6月のJ1月間ベストゴールも受賞