
丹波市の星になる!阪神ドラフト4位の神村学園・早瀬朔投手(18)が3日、地元の兵庫・丹波市内にある施設「丹波年輪の里」で自主トレを公開した。幼少期から父、兄と一緒に練習していたという原点の地で1年をスタート。地元の子どもたちに夢を与え、丹波市を全国にPRする。
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うっすらと雪が残る中、早瀬はしなやかに腕を振った。「小さい頃からずっと来ていた」という原点の地で約1時間、キャッチボールやランニングで汗を流した。自然豊かな丹波市でのびのびと育った青年は、地元への恩返しを誓った。
「地元の兵庫県ですし、阪神ファンの皆さんが多い。その応援に恥じないように、しっかり恩返ししたい。自分が活躍して丹波市を広めたいです」
地元球団で勝ち星を重ね、故郷をPRする。丹波市からは近鉄で監督も務めた佐々木恭介氏以来、54年ぶりのプロ野球選手誕生となる。地元ではすっかり有名人で「スーパーに行っても声をかけていただいた」。地元の期待を肌で感じ、温かさに感謝した。
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年末年始は昨夏以来となる実家に帰省し、家族だんらんの時間を過ごした。「ぜんざいを食べました。おばあちゃんが出してくれるので正月は結構食べます」。お隣の丹波篠山市は黒豆で有名だが、丹波市は小豆が特産品。「幻の小豆」とも言われる最高級の丹波大納言あずきを使った祖母の味で英気を養った。
これからは子どもたちに夢を与える立場になる。自身も、丹波篠山市出身のロッテ中森が同グラウンドで練習する姿に目を輝かせていた。「小さい子たちに目標とされるような選手になりたい」。将来は地元での野球教室開催も視野に、子どもたちの憧れの存在になる。
球団で兵庫出身は8人目と一大勢力だ。先輩たちへ「仲良くしてもらえたらうれしいです」と笑顔でお願いした。1学年上の今朝丸は昨季ウエスタン・リーグで1年目ながら5勝を挙げ、身近な手本。「活躍するために何が必要なのかとかいろいろ聞いてみたい」。プロの極意を学ぶつもりだ。
神村学園では3度の甲子園出場を果たした最速151キロ右腕。幼少期から虎党で、念願のタテジマに袖を通す。「プロに入ってからが大事。この正月も体はプロに向けてやってきました」と引き締めた。プロでの目標は「負けない投手になりたい」。マメに働いて、丹波市のスターになる。【村松万里子】
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