
新年を迎え、誓いを立てた。巨人ドラフト1位の鷺宮製作所・竹丸和幸投手(23)が5日、埼玉・狭山市の同野球部グラウンドで自主トレを公開。プロ入りの原点となった場所で始動し「開幕ローテ入り」を目標に掲げた。球団の新人投手が開幕カード阪神戦の先発登板となれば、99年の上原浩治以来となる。午(うま)年の2026年、本厄と年男が重なる。人生の節目となる1年を、馬のようにスタートからゴールまで駆け抜ける。
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慣れ親しんだグラウンドで、新たな1年が動き出した。竹丸は姿を現すと爽やかなあいさつ。普段はポーカーフェースも、時折笑顔をのぞかせ「一番成長できた」と語る2年間を過ごした地で汗を流した。「ここで始めたかった。いいスタートが切れた」と充実した表情で振り返った。
開幕から飛び出していく。26年は午(うま)年。年男を迎えた竹丸は「開幕ローテを目標に、1年目から活躍できるように」と誓いを立てた。なかでも意識するのが、3月27日から行われる阪神との開幕3連戦。リーグ連覇を狙う王者との伝統の一戦に「(気持ちは)もちろんあります。できれば3試合のどこかで投げられたらいい」。球団の新人が開幕カード阪神戦で先発登板すれば、99年に新人王を獲得した上原浩治以来となる。「開幕カードはすごく大事だと思う。しっかり勝てるように」。父は阪神ファンであり、成長した姿を見せるにはこれ以上ない舞台。スタートダッシュから先頭に躍り出る。
長いシーズンを最後まで走りきる。年男と同時に、今年は本厄でもある。投手にとって災難となるのはけが。だからこそ、準備に一切の妥協はない。この日も球場入りすると、ランニング、ストレッチに時間をかけ、黙々と身体と向き合った。その後はダッシュやポール間走を交え、グラブを手に取るまでに費やした時間は約90分。「だいだいあれくらいの時間やっています」と語るように、徹底した準備が信条だ。「厄年なんで負けないように。けがをせずに、1軍で1年間しっかり野球をやれるように」。災いを遠ざけるべく、足元を固めシーズン完走を目指す。
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「環境に適応できるか。自分が通用するのか。不安も楽しみもある」と感情が入り交じる中、新年を迎えた。「いい年にしたい」。竹丸にとって、大きな1年が幕を開けた。【北村健龍】
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