
“ガンプラ封印”で野球とボディーケアに専念する。日本ハムのドラフト1位、明大・大川慈英投手(22)が5日、千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」に入寮した。練習時間以外は常に体をケアするのがルーティンで、ストレッチなどに用いる約10個の道具を持ち込んだ。後輩から大好きなアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルが贈られたが、練習を重視し、箱のまま飾る予定。本業に真っすぐ向き合い、飛躍につなげる。
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大川は大好きなガンダムの誘惑に負けない。勇翔寮に入ると、活躍を期待する後輩から贈られた「ユニコーンガンダム」が届いていた。「正直、作るというビジョンが自分の中でわいていない。箱のまま飾ります。つくることは封印して、練習します」。応援してくれる仲間の好意を受け止めつつ、選手として最も重要なことに、目いっぱい時間を割く。
プラモデルに手を付けられないほど、日々のルーティンが多い。「ダラダラ時間を過ごすのが好きじゃない。部屋にいるときは動画だったり見るにしても体をいたわりながら何かをする。そういう意味ではケア道具だったりはかなりたくさん持ってきた」。ストレッチで使う棒や筋膜ローラーなど、大学時代から用いるケア道具を約10個持ち込んで入寮。プラモデルではなく、次の練習のために自身の体をしっかり組み立てる準備に、時間を費やす。
メンタル面の組み立て説明書は、トップアスリートだった両親から授かった。父政則さんは元総合格闘家で、母千穂さんはアトランタ五輪バレーボール日本代表。年末年始は神奈川の実家で話す時間も多く「アマチュアとプロは違うというのが一番刺さった。これまで通りやっていても絶対だめだと思う。見られ方だったり所作1つ1つ丁寧に、自覚を持ってやっていきたい」と気を引き締めた。
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長年使ってきた“相棒”の自転車も持参した。中学卒業時に記念で買ってもらったロードバイクを、父が運転する車の後ろに乗せ、鎌ケ谷に到着。こちらは主に移動用で「当時カタログを見てカッコいいなと思って、欲しくて頼んで買ってもらったもの」。快眠用のマットレスも含め、練習やボディーケア、生活に必要な最低限のアイテムを持ち込み、投手としての成長に専念する。【永野高輔】
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