
混雑した駅構内などで、特定の相手を狙って体当たりを繰り返す「ぶつかりおじさん」。女性がターゲットにされることが多く、その卑劣な行為に憤る声は後を絶たない。
愛知県に住む50代女性は、通勤ラッシュの駅改札付近で連日のように執拗な攻撃を受けていた。
「明らかにわざと、ななめ横からぶつかってきました。ベージュの薄いコートを着た、あまりパッとしない見た目の50代後半くらいの小太りなおっさん」
最初は我慢していた女性だが、毎日繰り返される暴挙に、とうとう堪忍袋の緒が切れた。(文:湊真智人)
魂の一喝「逃げるくらいならやるんじゃねぇ!小物が!」
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その日も連日同様ぶつかられた女性は、かなり荒い言葉で反撃に出た。
「おい!なんだてめぇ!わざとぶつかってきてんじゃねぇよ!止まれ!こっち来いや!」
勢いにひるんだのか、相手は一目散に逃げてしまったという。だが女性は、逃げる男の背中に向かって、さらに容赦なく言葉を浴びせた。
「逃げるくらいならやるんじゃねぇ!小物が!」
その翌日から、問題の男を駅で見かけることはなくなったという。女性の思い切った一喝が、身勝手な加害者を退散させた瞬間だった。
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「思いっきりタックルされてスマホが吹き飛びました」
一方で、非常に危険なタックルの被害に遭ったケースもある。東京都の40代女性は、目的地へ向かう途中に信じがたい事態に事態に見舞われた。
女性は地図を確認するためにスマホを手に持っていたが、歩きスマホはせず、歩行中はしっかりと前を向いていた。「画面を確認したいときは端に寄って止まってから経路確認していた」そうだ。ところが、前方から異常な動きをする人物が現れたという。
「左手方向からわざわざ私の方に向かって突進してきた人がいて、(中略)びっくりして止まったところ、思いっきりタックルされてスマホが吹き飛びました」
スマホが吹き飛ぶほどの威力であれば、一歩間違えば転倒して大怪我につながる恐れもあった。謝罪もなかったようで、やはり故意だったのだろう。
こうした「ぶつかり」行為は、単なるマナー違反ではなく、状況によっては暴行罪や傷害罪にも問われかねない重大な問題だ。決して許されるものではない。
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