
阪神の新人合同自主トレが7日、兵庫県尼崎市のSGLで始まった。育成2人を含む7選手が、ランニング、キャッチボールなど基本的なメニューにじっくり取り組んだ。
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例年との違いは明らかだった。
キャッチボールの時間はたっぷり20分をとった。関係者は「例年より長くしています」と断言した。ただし、塁間(27・43メートル)あたりで全員が足を止め、それ以上は距離を伸ばさなかった。短い距離で長い時間、じっくりじっくりとスローイングを繰り返した。
メニューとしては単調にも映る。ただ、選手たちはおのおの、強弱をつけたり、シチュエーションを想定してタッチするしぐさを見せたり、ステップを踏んだりと、工夫していた。
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その様子は1軍、2軍のコーチやトレーナー、担当スカウトがしっかりと見守っていた。スカウトが選手に声をかける場面もあった。
「キャッチボール改革」は球団方針だ。昨秋のキャンプから、とくに若手選手を対象にキャッチボールを見直すことを確認した。
昨年12月、平田勝男2軍監督(66)は新人合同自主トレでもキャッチボールの方法を変えていくことを明らかにしていた。
「プロは2月に入ったら投げる量が断然多くなる。アマチュアと違ってね。1月から量、質ともしっかりやろうという話をしている」
キャッチボールは野球選手としてはアピール要素が多いメニュー。過去には張り切りすぎて、肩肘を痛めてしまう選手がいた。藤川球児監督(45)は訓示で「キャンプまでに故障しないこと」と念押しした。強肩自慢にとっては多少の消化不良もあるだろうが、「今、焦る必要は全くない」という球団からのメッセージと受け取れる。
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スローイングのスキルアップは当然のこと、新人たちにスムーズに軌道に乗ってもらいたい。そんな切なる願いも込められている。【柏原誠】
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