写真 ワールドが、1月7日に開催した取締役会において、神戸市中央区港島中町に位置する現本社の土地・建物を売却することを発表した。売買契約締結日は1月9日で、物件引渡日は2月末日を予定している。なお、売却先は非公開。
同社は、次期中期経営計画においてROIC(投下資本利益率)経営の本格導入を掲げている。経営資源の効率的な活用及び財務体質の改善と、職場環境の整備・改善による業務効率向上を目的として検討した結果、保有する固定資産を譲渡することを決めた。今回の売却は一時的には損失を計上するものの、中長期的にみると資本効率の向上に寄与するほか、創出したキャッシュを戦略的に再配分できるなどメリットが大きいという。
現本社売却により得られた資金は、次期中期経営計画における成長投資や株主還元に活用。なお、売却後もリースバック契約により現本社を2年間使用し、契約満了後は神戸市内への本社移転を予定している。
業績に与える影響については、2026年2月期に約18億円の固定資産除売却損が発生する見込み。ただ、同時期にライトオンの子会社化に伴う段階取得利益等の一時的な計上を見込んでおり、これらが相殺されることから、通期業績予想への影響は軽微だという。
ワールドの2025年3〜11月期の連結業績は、売上収益が前年同期比24.5%増の2079億3800万円で、営業利益が同11.3%増の158億9400万円だった。
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