【高校ラグビー】桐蔭学園、伝統のミーティングで3連覇「この代がここまでやるとは」藤原監督

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2026年01月07日 19:19  日刊スポーツ

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京都成章対桐蔭学園 3連覇を達成し、歓喜する桐蔭学園フィフティーン(撮影・上山淳一)

<全国高校ラグビー大会:京都成章15−36桐蔭学園>◇決勝◇7日◇大阪・花園ラグビー場



桐蔭学園(神奈川第1)が京都成章(京都)を逆転で下し、史上6校目の3連覇を達成した。初Vを狙う京都成章に先制トライを許したものの、同18分にFB曽我大和(2年)、後半4分にNO8足立佳樹(3年)がトライして逆転。その後も3トライとドロップゴールで得点を重ね、36−15でノーサイドを迎えた。悔しい敗戦も経験し、チャレンジャーとして臨んだ桐蔭学園が、シーズン最後に頂点に立った。


   ◇   ◇   ◇


桐蔭学園が京都成章を後半に突き放し、底力を見せつけた。5−5で入った後半に2つのトライを奪って19−5として迎えた後半14分、SO竹山が思い切った飛び出しで相手キックをチャージし、そのままトライ。リードを21点に広げるビッグプレーで勝利を引き寄せた。藤原監督は「あのチャージが大きかった。強い時は自分たちの形で取れるけど、そうじゃない時はああいうイレギュラーもある」。挑戦者として戦った大会でのV3達成を評価した。


花園連覇を達成していたものの、昨年5月のワールドユース大会では大阪桐蔭に10−20、同6月の関東大会では国学院栃木に7−50で敗戦。「自分たちは強くない」と認識した選手たちが、立ち位置を認識し、謙虚に努力を重ね続けた。


そんなチームの力になったのが、伝統のミーティングだった。主将のフッカー堂薗が準決勝で右肩を負傷。それでも動じることなく戦い続けられた理由を、プロップ喜は「全てを想定済みだったから」と言い切った。長い時は3〜4時間にもなる場では、あらゆるマイナスを想定し、本音をぶつけ合い続けてきた。


選手を大幅に入れ替えた後に失点を重ねた準々決勝の後には、NO8足立が「リザーブ組、どうすんねん」と問いかけ、それに堂薗と交代していたフッカー木俣が反応。「俺はいけます」。それまで揺らぐこともあった自信を確かなものにし、準決勝と決勝でも交代出場で勝利に貢献した。堂薗が「このミーティングの強さが桐蔭学園の最大の武器」と言うまでの時間が、前評判が高くなかったチームを大きく引き上げた。


今大会では常翔学園、東海大大阪仰星、大阪桐蔭と、史上初めて1大会で大阪勢3校撃破の偉業も達成。藤原監督が「この代がここまでやるとは思わなかった。こんなに成長するとは」と驚くまでの成長を遂げたフィフティーンが、桐蔭学園の歴史を塗り替えた。【永田淳】

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