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プロ野球界に名を刻み、殿堂入りする! 阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22=創価大)が9日、都内のホテルで行われたNPB新人選手研修会に参加。野球殿堂博物館を見学した際に長嶋茂雄さんらレジェンドの展示品に感銘を受け、将来殿堂入りする選手になる大目標が定まった。講師を務めた通算104勝の球団OB、能見篤史氏(46)からも近い将来の中軸を期待され、決意は新たまった。
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立石は長嶋さんのユニホームの前で足を止めた。新人研修会で東京ドーム内にある野球殿堂博物館を見学。ミスタープロ野球の大きな背中を肌で感じた。「あらためてあの方なしでは語れないというぐらい、本当にいろんな功績を残した方。すごく響くものがありました」。吉田義男さんや掛布雅之氏ら、殿堂入りした猛虎OBのレリーフもずらりと並ぶ。表情は引き締まった。「野球をやっている以上、博物館に(野球道具を)寄贈して(飾って)もらいたい。モチベーションになりました」。必ずスター選手になる。決意を新たにした。
同期入団選手が一堂に会した新人研修会。大学日本代表メンバーとも再会し、中日ドラフト1位の中西聖輝投手(22=青学大)らと旧交を温めた。「1年目から戦う機会があればすごく幸せなこと。負けずに早く、どんどん上がっていきたい」。今季実現するかもしれないプロ初対決。名勝負を展開し、世代を引っ張っていく覚悟も改まった。
阪神ドラフト1位(04年は自由獲得枠)の先輩、能見氏もポテンシャルの高さを認める。午後の講義で講師を務めた104勝左腕は「将来クリーンアップを任される選手であるのは間違いない」と期待。立石も「本当になって、会える日が来ればうれしい」と中軸を打つ打者に成長して再会する目標に心を躍らせた。ありがたい金言も授かった。「何度も『厳しい世界』とおっしゃっていた。経験した上での言葉は全てに重みがあった。練習でも意図を見つけて頑張りたい」。重みのある言葉の数々に何度もうなずいた。
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2月の沖縄キャンプへ気持ちは高ぶる。主力中心の宜野座組スタートが決まっており、2月8日には日本ハムとの対外試合初戦(名護)も予定されている。「ミスを恐れずに、まずは自分が持っているものを出したい。(インパクトを)残したいですし、そのために今の時期があるので、1つ1つ無駄にせずに取り組みたい」。レジェンドたちの功績と金言をずっしりと胸に刻み、球史に名を残す旅が始まる。【村松万里子】
◆野球殿堂 1959年(昭34)創設。日本野球の発展に大きく貢献した人たちの功績をたたえ、顕彰する。競技者表彰(プレーヤー部門と、指導者も対象となるエキスパート部門)と、審判員やアマチュア関係者らを対象とする特別表彰がある。選出はいずれも投票で75%以上の得票が必要。殿堂入りした人は東京ドームにある野球殿堂博物館にレリーフ(ブロンズ製胸像額)が飾られる。
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