
<ラグビー全国大学選手権:明大22−10早大>◇11日◇決勝◇東京・MUFG国立
明治大(明大、関東対抗戦1位)が6季ぶりの「早明決勝」を制し、7大会ぶり14度目の優勝を飾った。
6季ぶり優勝を狙った早稲田大(早大、同3位)を撃破。1996年度以来、29年ぶりに関東大学対抗戦と全国大学選手権の2つを制覇した。両大会で早大に勝利するのも、29年ぶり2度目となった。
早大OBで元日本代表の今泉清氏(58)が、80分間の戦いを振り返った。
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早稲田からすれば、対抗戦との連敗は屈辱的といえる。
キックを多用するゲームプランだったが、キックはボールを相手に渡すプレー。取り返すまでが重要だが、セットプレーでの優位性も確保できなかった。
途中でプランの変更が必要だったが「遂行していれば、後半はうまくいくだろう」と“根拠のない期待”にとらわれたのだろう。
早明戦で1度敗れながらも、明治の土俵で戦った。導けなかった首脳陣の責任は大きい。
明治からすれば、部内マッチのように戦いやすかっただろう。1年生FB古賀龍人(桐蔭学園)らのキック処理が安定し、試合を優位に運ぶことができていた。早稲田を向こうに回した場合、2年生SO服部亮太(佐賀工)を起点に、日本代表FB矢崎由高、WTB田中健想(ともに桐蔭学園)らに走られる方が嫌だったはずだ。
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相手を走らせながら穴を見つけ、打開する形が早稲田の土俵。劣勢の後半にも、矢崎がハイパントを蹴ってしまう。全国大学選手権決勝のプレッシャーからか、冷静に判断ができていなかった。
早大はもう1度、凡事徹底を見つめなおす必要がある。私が00年代にコーチを務めたころにも「試合になったら、ちゃんとやります」という選手たちがいた。普段はうまくいくパスでも、特別な試合では通らないことが多々ある。
プロ野球の野村克也さんは「練習は本番のように、本番は練習のように」と言った。日ごろの練習にも原因があるように思う。
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