山根康宏の海外モバイル探訪記: 高級デザインのフラグシップモデル、Huawei「Mate 80 RS Ultimate Design」

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2026年01月18日 10:10  ITmedia Mobile

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Huawei「Mate 80 RS Ultimate Design」

 Huaweiのスマートフォンは、カメラが強化された「Pura」と、スペック重視の「Mate」という2つのハイエンドモデルが例年春と秋にリリースされます。2025年秋モデルとなる「Mate 80」シリーズは登場がやや遅れましたが、中国では2025年11月25日に発表され、「Mate 80」「Mate 80 Pro」「Mate 80 Pro Max」「Mate 80 RS Ultimate Design」の4機種が一度に出てきました。注目はやはり最上位モデルとなるMate 80 RS Ultimate Designでしょう。


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 プロセッサは最新のKirin 9030を搭載しています。ナノプロセスは非公開で、旧世代ですがCPUのコア数やGPUを強化、AI処理能力も向上しているといいます。前世代(Mate 70シリーズ)のプロセッサよりTOPは数倍高まっているとのこと。


 ディスプレイは6.9型の2848×1320ピクセルで前世代と同じ、ただし最大輝度は8000ニトと高くなり、また表面は最新のHuawei Kunlun Glass 3でカバーされます。


 背面のデザインは過去モデル同様に流線型を取り入れた形状で、カラーリングと相まって高級感を味わえます。カメラは約5000万画素の広角、約4000万画素の超広角に加え、約5000万画素の4倍望遠、約5000万画素の6.2倍望遠を搭載し、望遠カメラはどちらもペリスコープ方式です。


 本体の断面形状は角を立てた角ばったものになりました。前モデルまではエッジにカーブを持たせていましたが、この形状は最近の流行であり、手に持った時の感触も前モデルと比べるとだいぶ異なります。


 OSは最新のHamoryOS 6を搭載しています。メモリは20GBとかなりの高容量です。価格はストレージ512GBモデルが1万1999元(約26万8000円)、1TBモデルが1万2999元(約29万円)とプレミアム級です。歴代のRS Ultimate Designも高価でしたが販売は好調で、Huaweiの全モデルの中で3つ折りモデルと並ぶ「顔」といえる製品になっています。


 Kirin 9030の実際の性能は、Snapdragon 8 Gen 2程度とも言われています。ざっくりとHuaweiの店頭で触ってみたところ、基本的な動作にストレスはありません。


 ただ、ハイスペックなゲームなどでは差が出るのかも。カメラ周りに関しては画像のAI処理などはきびきびと動いており、こちらは不満を感じさせませんでした。プロセッサの世代の古さはあるものの、ソフトウェアの最適化がかなりすすめられているという印象です。


 さて、ベースとなったMate 80 Pro Maxと比較してみました。HuaweiのこれまでのシリーズではRS以外のモデルの最上位機種は「Pro+」と命名されていたのですが、最近のモデルはiPhoneに倣ってか、Pro Maxになっています。XiaomiもPro Maxを出すなど、各社はAppleをかなり意識しています。


 この両モデルはメモリ容量(Pro Maxが最大16GB)と本体デザイン以外のスペックは同等です。本体サイズは164.4(幅)×79.0(奥行き)×8.25(高さ)mmと同じです。重量はRSが約249g、Pro Maxが約239g。ケースを共用できるかと思いましたが、カメラバンプのデザインが異なるので不可ですね。


 どちらのモデルも2026年に向けてHuaweiの最新技術をアピールする製品であり、旧正月(2026年は2月17日)商戦に向け人気モデルとなるでしょう。



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