
俳優蕨野(わらびの)友也(38)が、23日公開の映画「怪獣天国」に主演している。“バカ映画の巨匠”河崎実監督(67)が「ゴジラ」の円谷英二監督、「ウルトラマン」の実相寺昭雄監督にリスペクトを込めて、22大怪獣が登場する。蕨野は浅草で中古レコード屋を営むシングルファーザー役。1人息子が本物の怪獣マミトラーと出会ったことから、世界中の眠っていた怪獣がよみがえり、人間界を滅ぼそうとする物語だ。このほど取材に応じ、芸能界に飛び込んだ経緯や、作品の見どころなどを語った。【小谷野俊哉】
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2010年(平22)4月にTBS「オールスター感謝祭」赤坂5丁目ミニマラソンで優勝。
「学生時代にサッカーをやってたので長距離はイケたっていうのと、たまたまですね。ご縁があって、最初はその前のオールスター感謝祭に呼んでいただいてたんですけど、練習しすぎで膝を壊してしまいまして。それで、10年の春に出た時は、時間が押して4周走らないといけないことところが、3周に変わったんです。これはチャンスだと思って、そこで勝負を仕掛けたっていう感じですね」
14年から15年に1年間、テレビ朝日系「仮面ライダードライブ」にレギュラー出演。23年から24年まではテレビ東京系「ウルトラマンブレーザー」に主演した。
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「『仮面ライダードライブ』は、ライダー側ではなく敵方でした。『ウルトラマンブレイザー』は主演。これはライダーにも同じことが言える思うんですけど、変身した時はスーツアクターの方が演じてくれる。スーツアクターの方とは連携があるし、その方を信じているから違和感を感じることはありません。スーツアクターの方は僕自身の動きを、どういう特徴なのか、どういう日常を過ごしているのかっていうところも含めて観察して、変身後に投影してくださっている」
河崎監督の円谷英二監督と実相寺昭雄監督へのリスペクトの思いが、怪獣が22体も登場する「怪獣天国」の制作に繋がった。
「今はテレビドラマシリーズで怪獣が出てくる作品は、あまりないですよね。この作品で大事なのは、怪獣に重きを置くこと。ストーリーを重視する怪獣の物語だということ。ストーリーがしっかりしていれば、やはり見る方も共感してくれると思います」
役柄では中古レコード店主として「昭和歌謡」に精通する。
「『昭和歌謡』っていうのは、通ってきたような、通ってきてないような感じですね。実家ではテレビのリモコンチャンネルの権利は、子供たちではなく父親が持っていたんです。だから、ずっと昭和歌謡を聞かされていたといえば、聞かされてはいましたね」
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作中では「怪獣フラメンコ」「怪獣ボレロ」、そしてSPレコード盤の45回転、78回転と、河崎監督ならではの細かいこだわりが見られる。
「だからそういうのに詳しい方は『そう、そう』って思ってもらえるだろうし、初めての方は『ああ、そうなんだ』と知っていただける。いい機会になるんじゃないかなと思いました」
(続く)
◆蕨野友也(わらびの・ともや)1987年(昭62)8月4日、宮崎県都城市生まれ。06年(平18)TBS「嫌われ松子の一生」。10年TBS「オールスター感謝祭」赤坂5丁目ミニマラソン優勝。14〜15年テレビ朝日「仮面ライダードライブ」。16年Vシネマ「仮面ライダーハート」主演。21年(令3)、23年、25年フジテレビ系「最高のオバハン 中島ハルコ」シリーズ。23年テレビ東京「ウルトラマンブレーザー」主演。187センチ。血液型B。
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