
なれ合いにNO! プロ野球の12球団監督会議が20日、都内のホテルで開かれ、阪神藤川球児監督(45)が、ライバル選手やコーチ同士のグラウンド上の“親睦的態度禁止”の徹底に賛同した。ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が問題提起したもので、虎の指揮官も「全く同じ考え」とうなずいた。戦う意識を植え付け、さらに強い組織の構築へ。2リーグ制後球団初のリーグ連覇に向けて隙はない。
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戦う場所にライバル同士の笑顔はいらない。藤川監督にとって2年連続となった12球団監督会議の終盤。日本シリーズを戦ったソフトバンク小久保監督が切り出した。試合前のグラウンドで、相手球団の選手、コーチ同士が談笑しているのはいかがなものか−。
藤川監督 私は全く同じ考えだったので。戦う準備をしている場面ですから。
他球団の選手がともに自主トレを行うことも増え、試合前でも言葉を交わすことも当たり前となった。高校、大学、社会人と先輩後輩のつながりもあり、あいさつに出向く慣習もある。しかしそれは、指揮官が1年目の昨季から気になっていたシーンだった。
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藤川監督 グラウンド上でそれをされると、両球団ともミーティングを終えた後だったりしますから、非常に危険な…というふうに僕は見えてました。
昨季は球団を通して注意喚起をうながしたこともあったという。情報という点に加えて、その“見栄え”についても厳しく指摘した。
藤川監督 グラウンド上で暇なんだろうなというふうに見える。格好悪いというのが僕の印象です。コミッショナー、それからセ・リーグの統括部長も、やっぱりファンから見たところも非常に良くないと。小久保監督もそれはおっしゃっていました。
もともとルールで定められており、全監督であらためて共通認識を確認。12球団で選手へ徹底することで、今後はチームとして戦うことへの意識も強くなりそうだ。
藤川監督 我々、監督同士というのはゲームが始まったら勝負していますから。それが一番重要ですからね。しっかりとチームを掌握しておくことができれば、さらに強い組織にはなると思いますから。
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すべてはグラウンド上で真剣勝負にかけるため。リーグ連覇という偉業を目指す指揮官に少しも隙はない。【磯綾乃】
○…阪神藤川監督が、WBCに出場する4選手へエールを送った。現時点で選出されたのは石井、坂本、佐藤輝、森下。「選手がこれまで頑張ってきた証で選ばれているわけですから。アメリカまで行くことができれば、本当に違った世界がまた見られますからね」と背中を押した。「4名抜けるところでどういったキャンプ、オープン戦の組み方というところは、和田ヘッドもいらっしゃいますし、いろんなパワーをまた借りる」とチーム作りへ目を向けていた。
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