
故人を静かに送り出すはずの葬儀の場で、時として背筋が凍るような事態が起こることがある。岐阜県の50代女性は、亡き母の火葬をめぐる、行政の信じがたいミスについて振り返った。(文:長田コウ)
亡くなった母親は、心臓にペースメーカーを装着していた。火葬において、これは極めて重要な情報だ。
「役場の火葬課から火葬場への伝達されずに火葬し…」
火葬の際、葬儀会社と役場の火葬課でペースメーカーを装着している事実が共有されているはずだった。しかし…。
「火葬場に行き火葬後、骨が出てきた際に火葬場の職員から『ペースメーカー付けてたの?えっ???』驚く始末」
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通常、ペースメーカーにはリチウム電池が含まれており、高温下では爆発する危険がある。火葬炉を損傷させるだけでなく、破片は飛び散って大切な遺骨を傷つけたり、最悪の場合は職員が負傷するリスクもある。そのため、事前に摘出するか、現場の職員が細心の注意を払って火葬する必要がある。
しかし、その肝心な情報が現場に届いていなかった。
「結果、役場の火葬課から火葬場への伝達されずに火葬し、役場から謝罪連絡が入る始末となる」
一般的に、火葬許可証の発行時に申告するフローがあるはずだが、役所内の事務処理やシステム上で漏れが生じてしまったのだろうか。一歩間違えれば事故になりかねなかっただけに、事務的なミスでは済まされない恐ろしさがある。
女性はこの経験から、同じ状況にある人たちへ切実な注意を呼び掛けている。
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「亡くなった方でペースメーカー装着の火葬は必ず伝えて下さい。場合によっては火葬機器が壊れる恐れがありますので」
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