
40年以上勤め上げた夫の定年退職は、家族にとって喜ばしい節目のはずだった。しかし、投稿を寄せた50代女性を待ち受けていたのは、安堵とは程遠い泥沼の日常だった。
きっかけは退職の半年前、夫がスマホを新調した時のこと。操作に不慣れな夫をサポートするため女性が触る機会が増えたという。すると退職から数か月後、そのスマホに頻繁にLINEが入るようになった。(文:湊真智人)
「LINEを見ると全員会社のバイト女性でした」
その日も投稿者は夫のスマホの通知にふと気がついた。すると中身は「女性らしき人」だったという。内容を確認しようと夫に尋ねたところ、まさかの激昂をみせた。
「『何もしてないから家に置いていく!』とスマホのロック番号のメモと共にスマホを家に置いて仕事に出かけました」
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身の潔白を証明するつもりだったのか、あるいは投稿者が中まで見ないとタカをくくっていたのか。だが投稿者はモヤモヤを解消するため、意を決して中身を確認。そして最悪の結果に愕然とすることになる。
「LINEを見ると全員会社のバイト女性でした。内容は仕事以外のことばかりで、かなり親しげな様子」
さらに一緒に置いて行った古い携帯も調べると、そこに約5年前から特定の女性とやり取りしていた「かなり親密なメール」が80件ほど保護されていたという。
帰宅した夫にこの事実を突きつけ、その女性に電話をかけると、夫は驚くべき反応を見せた。その女性が「大病を患い死にそうなんだ」と猛烈な勢いで投稿者を恫喝してきたのだ。結局連絡がつかないまま翌日を迎え、自宅で話し合いをしようとしていた先、一本の電話が入る。
夫の「一方的なストーカー行為」に怯える相手女性
「県警から電話があり、主人をストーカーとしてお聞きしたいことがあると」
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電話の主はまさかの警察だった。実は、夫が執着していた女性はすでに退職して他県へ引っ越していた。急な電話とメールでも「お話したい」と連絡があったことを受け、家族には「こちらからの一方的なストーカー行為」と伝えたようだ。心配した家族が警察に連絡したという。
結局、夫が二度と連絡しないことを約束し、相手側も「深い仲」を家族に知られたくなかった事情もあり、訴えは下げられた。しかし、夫の暴走はこれだけでは終わらなかった。
嫌がらせ?「毎日職場の女性の話をする」
職場女性との関係が明らかになり、図らずも警察まで介入したこの一件。夫はさすがに反省するかと思いきや、むしろ態度は横柄になっていった。
「例の大病の女性を一番に心配しており、その日以降私に対して恫喝・罵倒などをし始めました」
裏切りが露呈しても尚、不倫相手を案じて妻を攻撃する。その姿に女性は恐怖を感じ、何度も警察を呼ぶ事態になったという。
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現在、夫のスマホは女性名義にして制限をかけているが、女性の悩みは尽きない。それは夫が再任用された職場が「主人の好みのバイト既婚女性ばかりの場所」だからだ。そして女性への当てつけのごとく、こんな話をし出すのだとか。
「嫌がらせのように、毎日職場の女性たちの話をしてきます」
女性自身、持病があるため、生活を考えて離婚はしていないという。しかし、長年支えてきた妻よりも、職場の女性たちに心を奪われた夫への不信感はそう簡単に拭えるものではない。「現在も不安は消えません」と書いていた。
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