
娘が思い描いた理想の振袖を、母の手で現実のものに。娘の成人式の振袖制作エピソードがX(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点でこの投稿の表示回数は1546万回を突破し、“いいね”は29万件を超えています。最高の成人式ですね。
投稿者は着物を愛する女性・まめぞう(@mamezou_kimono)さん。SNSでは着物のコーディネートや和裁に関する話題を発信しています。今回反響を呼んだのは、娘さんの成人式の振袖に関するエピソードです。
それは約3年前のこと。娘さんから成人式の着物は「黒無地の振袖、差し色は青で」という明確なリクエストがありました。そのデザインはレンタルではかなえられないと直感したまめぞうさんは、自ら縫うことを決意。せっかくなら洒落紋も娘さんがデザインした薔薇の意匠を刺しゅうで表現したいと考え、日本刺しゅう技術の習得にも挑戦しました。
試行錯誤と学びの日々を経て完成した振袖はまさに圧倒される美しさ。まるで夜空の静寂を思わせる深い黒地に、瑠璃色や群青色の帯や洒落紋が凜とした気品を演出しています。モダンでありながら格調高い印象を兼ね備えた、伝統と革新が調和する一着です。
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八掛には、まめぞうさんがもともと所有していた薔薇の地模様が入った白反物を青に染め上げて使用。着物だけではなく、しごきやバッグまで手作りし、同じ布を用いることで、全体に統一感と洗練されたたたずまいをもたらしています。
新たな技術を学び、和裁教室に通いながら仕上げた圧巻の振袖。まめぞうさんは写真に添えて「未知の世界にチャレンジする機会をくれた娘よ、ありがとう」と感謝の気持ちをつづっています。母と娘の絆はこの振袖を通してより深く結ばれたのでした。
投稿には「世界に一着しかない振袖じゃないですか」「娘さん・・センスの塊ですね!」「三年の努力が実りましたね」「むっちゃくちゃステキ!!」「格好良すぎる」「え、これ手作り!?」「お嬢さん意匠の洒落紋が入って、母娘合作なんて、誰も真似できませんよ…本当に凄い!!」「作っちゃうのも凄いけど、3年前にそのオーダーをした娘さんのセンスも良い」といった声が寄せられています。
なお3年前は和裁の初心者だったというまめぞうさん。浴衣の裁縫からはじめて少しずつステップアップしていき、振袖の製作は2024年の夏ごろからスタートしたのだそう。本やネットの情報を参考にしながら、趣味の範囲で洋服やコスプレ衣装を作ることもあるとのこと。「好きこそ物の上手なれ」を体現されている……!
この特別な振袖に袖を通した成人式は、娘さんにとって生涯色あせることのない宝物となったことでしょう。母の愛情と技術、そして娘さんの感性が織りなした傑作ですね。まめぞうさんはこの他にも着物に関するエピソードをX(Twitter)アカウント(@mamezou_kimono)で数多く公開中です。
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画像提供:まめぞう(@mamezou_kimono)さん
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