雅子さま トランプ政権による「母校への圧力」にご心痛…ベネズエラ攻撃で年内ご訪米も断念へ

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2026年01月21日 11:10  web女性自身

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満員の国技館で、力士たちが真剣な表情で次々と取組に臨んでいる。1月18日、6年ぶりに実現した天覧相撲。特に昨年の九州場所で優勝し大関に昇進したばかりの安青錦に、雅子さまは熱いまなざしを送られていた。



昨年12月、62歳のお誕生日に際して公表されたご感想で、



《祖国ウクライナの戦乱を逃れて日本にやってきた高校生が、一心に稽古を重ね、日本の伝統である大相撲で大関まで昇進したことに感銘を受けました》



と言及されていた雅子さま。安青錦は関脇・霧島に寄り倒され黒星がついてしまったが、ご感想に言及されていた背景には、次のような思いがあったのではないかと、宮内庁関係者は語る。



「ノーベル賞を受賞した科学者や大谷翔平選手と同様に言及されたことに、雅子さまの特別な思いが込められているように拝察しています。そもそも天皇皇后両陛下はじめ皇族方が、固有名詞を出して論評されること自体がめずらしいのです。



ロシアによるウクライナ侵攻はまもなく4年が過ぎようとしていますが、和平が進む兆しはありません。祖国が泥沼の戦争に引きずり込まれてしまった安青錦関の悲劇、そして日本での努力と奮闘に、雅子さまは共感せずにはいられなかったのでしょう」



第二次世界大戦終結から80年が過ぎたいまも、戦争による悲劇がなくならない世界。



2026年が始まった直後の1月3日、アメリカ軍がベネズエラの首都カラカス市内を爆撃し、急襲した特殊部隊が同国のマドゥロ大統領と妻を拘束、米国国内に連行するという事件が、国際社会を震撼させた。



「米国内に麻薬を流入させる組織を率いていたなどとしてマドゥロ大統領夫妻はニューヨークに連行され、麻薬テロ共謀罪など複数の罪で起訴されました。ベネズエラは経済が長く破綻した状況が続き、約800万人が同国を離れ、たしかにマドゥロ政権による強権的な統治手法や人権弾圧も批判されてきました。



しかし米国が一国の国家元首を一方的に軍事攻撃の末に拘束したことは、明白な国際法違反かつ主権侵害だとして、世界各国がトランプ大統領をはじめ米政府の行動を非難しているのです」(外務省関係者)



トランプ大統領はさらに、ベネズエラの隣国・コロンビア、大規模な反体制デモが起きているイランへの軍事攻撃も示唆。デンマーク領で、北極圏にある世界最大の島・グリーンランドの併合もあらためて主張するなど、国際社会の常識が通用しない暴挙を続けているのだ。前出の外務省関係者も肩を落とす。



「かねてロシアや中国に対し、日米は“力による現状変更は許さない”というスタンスで臨んでいただけに、米国の武力行使を容認するわけにはいかず、日本政府も難しい立場にあります。



言うまでもなく米国は日本にとって最重要の同盟国です。令和となって初めての国賓がトランプ大統領で、昨年10月に天皇陛下と会見した際、あらためて大統領から答礼の招待がありました。本年中の訪米も検討されていましたが、政府内にも“いま訪米していただくわけにはいかない”という声が広がっています。



日米の親善をいっそう深めるという目的であったとしても、天皇陛下と雅子さまの米国ご訪問を、トランプ政権が政治的に利用する可能性もゼロではないからです」





■皇室の価値観と相反する政策を



2025年には、天皇陛下と雅子さまは愛子さまとともに、戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代に語り継ぐため、「記憶継承の旅」を行われた。それゆえに、自国の利益ばかりを優先するために武力を振りかざす米国外交に、心を痛められているという。



「2度の世界大戦、冷戦という戦いと緊張を経ながらも、人類は国際協調のもと、豊かな国から貧しい国々への支援を行ったり、各国が手を携えながら平和な世界を目指してきたはずです。それは昭和、平成、令和の皇室の国際親善においても大切にされてきたことです。



しかし第2次トランプ政権が推進するさまざまな政策は、そうした価値観と相反する世界の状況を生んでしまっています。国内外の分断を広げ、人々を傷つけている米国の状況に、両陛下もご心痛のようです。“いまはその時期ではない”と、年内の訪米を断念されていると伺っています」(前出・宮内庁関係者)



父・小和田恆さんの赴任に伴い、幼いころや高校時代を米国で生活し、ハーバード大学経済学部を卒業された雅子さま。昨今の米国社会の大変化に複雑な思いを抱かれているのではないかと、皇室担当記者は話す。



「ただ学校教育を受けただけではなく、民主主義や自由の大切さ、公民権運動以降の民族や宗教、文化の多様さを受け入れる米国の価値観や理念を、雅子さまは肌身で感じ取り学ばれているはずです。いまも連絡を取り合われているハーバード大学時代のご友人もおり、米国内の状況はよくご存じだとも伺っています」



ハーバード大学は、米国のみならず世界各国で多分野のリーダーを輩出してきた名門校だ。しかしいま、自由闊達な議論や多様性を尊重してきた気風を愛する学生や教員たちから、“悲鳴”が上がっているというのだ。



「トランプ大統領はハーバード大の多様性プログラムやリベラルな気風などを、ことあるごとに非難してきました。昨年は政府が大学の研究助成金を打ち切り、留学生受け入れ資格を制限。大学側との訴訟に発展しています。この事態に在学生のほか、国内外の卒業生が政権を公然と批判しているのです」(前出・皇室担当記者)





■政権と対立する母校を案じられて



長年皇室番組を手がける放送作家・つげのり子さんは、雅子さまのお立場についてこう拝察する。



「雅子さまはハーバード大在学中、ご自身で日本文化クラブを設立され、日本の楽曲の演奏、海苔巻きやお茶をほかの学生に紹介する活動をされていました。



世界中から多様な背景を持っている学生が、友情を育みながら相互理解を深めるという同大の環境を、雅子さまも一卒業生として守っていってほしいとお考えになっているのだと思います。



だからこそ、ハーバード大の気風や価値観が歪められようとしている現状に、雅子さまも心配されているのではないでしょうか」



近現代の皇室に詳しい歴史学者で静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんも、皇室や日本政府が直面する米国との向き合い方が困難さを増していると指摘する。



「戦後日本は、米国の圧倒的な軍事力や経済力のもと、自由と平和を享受し発展してきました。近年の米国が自国第一主義を強めているなかで、日米関係も重要な分岐点にさしかかっていると考えています。



また憲法で天皇陛下の政治的な意思表示は制限されており、皇室が米国への親密さを示しつつ、国際社会との調和を図っていくことが、難しい時代になっているともいえるでしょう。両陛下には今後も、世界平和の実現や国際協調のために、中立的な立場を守っていく国際親善を、いっそう進めていただきたいと思っています」



トランプ大統領の暴挙、そして訪米のご断念――。日々目まぐるしく変化する世界情勢に直面しながら、雅子さまは天皇陛下と愛子さま、そして母校の“同志”らとともに、試練の2026年を始動されていた。

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