密着! "新人レスラー"フワちゃん、「2度目の青春」にリングイン!!

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2026年01月22日 09:30  週プレNEWS

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「お騒がせタレント」として頂点を極めたフワちゃんは、なぜ過酷なプロレスの道を歩むことを決めたのか


「お騒がせタレント」として頂点を極めたフワちゃんは、なぜ過酷なプロレスの道を歩むことを決めたのか


炎上騒動による空白期間、自分自身と向き合い続けた彼女が見つけたのは、プロレスという名の「2度目の青春」だった。両国国技館での咆哮、そして歓喜と悔しさの涙。

タレントからレスラーへ、劇的な変貌を遂げた彼女の再デビューへの全内幕。

【写真】必殺技・トップロープからのフライングボディアタック

【フワちゃん再誕への道】

2025年11月、お笑い芸人・やす子へのSNS上での不適切発言をきっかけに活動休止していたタレントのフワちゃんが、1年3ヵ月ぶりに公の場に現れた。

その舞台は国内最大の女子プロレス団体・スターダムの後楽園ホール大会。

プロレス挑戦は「反省やみそぎのためではありません」。リング上で緊張に震えながらも、覚悟を自らの言葉で観客に伝えるフワちゃん。

「お騒がせタレント」として頂点を極めた彼女が、なぜ過酷なプロレスの道を歩むことを決めたのか。昨年12月の両国国技館での再デビュー戦直前、その真意と不退転の決意に迫った。

【海外での孤独な武者修行】

――24年8月の活動休止以降、沈黙を貫いてきました。久しぶりのリング上での光景はどう映りましたか。

フワちゃん(以下、フワ) 人前に立つこと自体が1年ぶりで、緊張と高揚でドキドキでした。ブーイングも覚悟していましたが、お客さんは、しっかり話を聞いてくれて。「頑張れ!」と声援もいただき、胸がいっぱいでした。

――なぜ今、プロレスラーとしての道を選んだのでしょう。

フワ きっかけは3年前、テレビ番組の企画での挑戦でした。それ以降、心の片隅にずっと「本気でプロレスをやりたい」気持ちがあった。でも、多忙な日々の中、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

そこにきての活動休止。時間は山ほどある。改めて夢見ていたプロレスに、本気で挑戦するきっかけになりました。

ただ、厳しいプロレスの道、覚悟を固めるまでに、相当な時間がかかったのも事実です。ラスベガスまでWWEの「レッスルマニア」を観戦しに行ったり、海外のプロレス道場に留学したり、とことん自分を試してようやく覚悟が固まりました。


プロレスラーに欠かせない、首や背中の筋肉と柔軟性を鍛えるため、ブリッジの練習に励むフワちゃん

――活動休止をしたからこそ、この道を選べたわけですね。休止期間中は、具体的にどのような日々を?

フワ 最初の1ヵ月は各方面への謝罪に奔走していました。責任を取るためにバタバタしていましたが、その後は時間ができたので、放置していた喉のポリープを手術したり、世界中を巡ったりしながら、自分を見つめ直しました。

フワちゃんチームのみんなとも相談を重ね、「プロレス」について何度も話し合いましたが、なかなか覚悟が固まらない。自分を試すためにも、一度行動しようと思い、私のことを誰も知らないロサンゼルスとロンドンへ行き、現地のプロレス道場に入門しました。

ツテもなかったので、普通にGoogleマップで探しました。日本からメールを送っても返事がなく、野ヅラで乗り込みました(笑)。

日本と違って男女混合なので、格ゲーに出てくるような大男たちに取っ換え引っ換え投げ飛ばされ、毎日ボコボコにされました。

でも不思議なもので、実際に体を動かすと、覚悟も固まってくるもので、無理やりにでも行動することって大事なんだなと学びましたね。


海外ではイタリアでのツーリングや、ポルトガルの離島で泳ぐなど、さまざまな体験をしたという

――活動休止中、芸能界の仲間との交流はありましたか。

フワ はい、実名はまたいずれ。みんなが毎日気にかけてくれて、日本で過ごす期間は、ずっと仲間といました。

騒動の渦中、私と一緒にいると写真を撮られちゃうリスクもあるのに、みんな気にするそぶりも見せずに。そんな仲間が味方でいてくれたことは、私の一生の宝物です。

【「YouTube世代」の猛特訓】

――日本に帰国してからは、どのようにトレーニングを?

フワ すぐにプロレスの師匠である葉月さんに連絡し、入団について相談に乗ってもらいました。その後、スターダムと何回か話を重ね、迎え入れていただいてからはすぐにトレーニングを開始しました。

練習は先輩方が忙しい合間を縫ってコーチをしてくださいます。筋トレから、息上げトレーニング、受け身、マット運動、レスリングなど、最初のうちはとにかく基礎の動きを繰り返しました。 

とはいえ、基礎的な動きでも、先輩と私の間に明確な差がある。練習は基本、スマホのカメラで録画して、その場で見ています。テレビのフワちゃんと、やってること自体は変わらないかも(笑)。

――昔の試合の映像も研究している?

フワ はい。特に平成初期の女子プロレスは空中技も高くて、派手で、大好き!

北斗晶さんやカルロス天野さんの試合は何度も見返しています。受けて受けて、最後に一発で黙らせる「デンジャラス・クイーン」のカッコよさ、しびれちゃいますね。

――バラエティで共演した北斗さんへの印象も変わった?

フワ はい。あんなにエグいノーザンライトボムをする人に、よくもなれなれしく「北斗ー!」なんて呼び捨てできたなぁって。無知だった頃の自分に震えます(笑)。活動休止期間も気にかけていただいた、愛のある先輩です。

【2度目の青春を満喫】

――現在はどのようなスケジュールを送っていますか。

フワ 週に4、5日は道場に来て練習しています。1回の練習は長いときで5時間くらい。

それ以外は各地の大会に同行して、新人の仕事をこなしています。

まずはリングをみんなで組み立てて、ロープの調節、リングの清掃や撤収もやります。一日の大会中に、ほかにも覚えることが山ほどあるので、一から勉強中です。

――いわゆる「練習生」としての下積みですね。収入面はどうされているのでしょう。

フワ 練習生はお金をもらう立場ではなく、実際にお金が発生するのはデビューしてから。これも修行なので、節約しながら生活しています。


再デビュー戦でも放った、必殺技のひとつであるトップロープからのフライングボディアタック

――テレビの世界で活躍したフワちゃんにとって、改めて「プロレスラー」という目標はどう位置づけていますか。

フワ テレビに出ることは子供の頃からの夢でした。夢をかなえるために努力した自分を誇りに思います。

そして、プロレスラーになることは、大人になって見つけた「新しい夢」。いくつになっても、夢を追いかけるって、いいものですね!

夢が目標になり、努力の方向が定まったとき、日々が一気に輝き出す感覚は何度経験してもワクワクします。

もちろん厳しいことのほうが何倍も多い世界ですが、私、けっこう努力するの好きなので。2度目の青春を満喫してます。

――12月29日の再デビュー戦の相手は師匠・葉月選手です。

フワ 葉月さんは親ライオンのような厳しい選手。生半可な気持ちで当たれば必ず谷底に突き落とされる。正直、恐怖も感じています。

今のところ私の武器は、葉月さんから叩き込まれた「覚悟」。それだけです。でも、それで十分。覚悟を決めた人間は強いと、強く信じて勝ちにいきます。信頼する師匠にデビュー戦を受けていただける感謝と、強い覚悟を持って。両国のリングで暴れるぞ!!

【12月29日の再デビュー戦】

迎えた再デビュー戦当日。6563人の満員札止めという熱気の中、フワちゃんは芸人仲間のZAZYから借りたド派手なピンクの羽を背負い入場し会場をどよめかせた。かと思うと、リング上で四方の観客へ深々と頭を下げる。

そこには、会場を盛り上げたいという不変のサービス精神と、自身を受け入れてくれた観客への深い感謝の念が同居していた。


入場後、トップロープに立ち、自身の名が入ったタオルを掲げるフワちゃん。笑顔の中に緊張が垣間見える ⒸSARDOM

試合開始のゴングが鳴る。相手は彼女をゼロから鍛え上げた師匠・葉月。フワちゃんは、葉月の重い攻撃を真っ向から受け、自身の持ちうるすべての力を振り絞りぶつかる。

「なめんなよ!」。国技館の最後列まで響き渡る雄たけびとともに、フワちゃんが渾身のエルボーをかます。熾烈を極めるエルボー合戦。倒されても倒されても立ち上がるフワちゃんの姿に、客席からは自然と地鳴りのようなコールが湧き起こった。「フ・ワ・ちゃん! フ・ワ・ちゃん!」――。

かつて彼女に向けられた好奇の目は、ひとりのレスラーへの純粋な期待へと変わっていた。

試合は師匠である葉月の貫禄勝ち。しかし、マットに沈むフワちゃんの顔には、悔しさとともに、充実感に満ちた笑顔があった。

リング上でマイクを握ったフワちゃんは観客に対し「今後、私の主戦場がこのリングになると思うとワクワクします。もっともっとすごいものを見せたい」と、プロレスへの決意を真っすぐに伝えた。


葉月選手(右)が得意とするフェースロックを受けてもがき苦しむも、なんとかエスケープ ⒸSARDOM

その後の会見で、彼女は晴れやかな表情でこう語った。 「本当に痛くて苦しくて過酷で、超痛かったです。でも、苦しいのにやりながらスローモーションに見えるぐらい、ずっと続いてほしいと思うほど楽しい試合でした。

大好きな葉月さんと再デビュー戦を飾れたことは、死ぬまで一生の宝物です。今日の試合で、私は自信を持って、堂々とプロレスラーであると言えるようになりました」

覚悟を持って観客の心を動かし、自らの手で世間の目を変えようとしたフワちゃん。大人になって見つけた、この少し痛くて甘酸っぱい「2度目の青春」の続きを、彼女はこれからもこのリングで描き続けていく。


試合後、葉月と観客にたたえられるフワちゃん。本業としてプロレスに向き合うことを誓った ⒸSARDOM

●フワちゃん(Fuwachan) 
2018年、YouTuberデビュー。24年の芸能活動休止に伴い、海外のプロレス道場などを巡り、心身を鍛え、満を持してプロレスラーへの転身を発表。大胆不敵で型破りなキャラクターを武器に、プロレス界の頂点をひたむきに目指す

取材・文/南ハトバ 撮影/宮下祐介 写真提供/STARDOM

このニュースに関するつぶやき

  • フワちゃん、本気でプロレスやるなら もっと筋力つけないと。当初の動画観たけど、やらせが 見え見え。普通に動けるくらいには、身体作らないと。
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