【ソフトバンク】今宮健太「更新したい」NPB史上初の14年連続「開幕戦遊撃出場」へ「勝負」

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2026年01月22日 17:58  日刊スポーツ

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守備練習で軽快な動きを見せるソフトバンク今宮(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンク今宮健太内野手(34)が22日、福岡・宮若市での自主トレを公開し、NPB史上初となる遊撃手としての14年連続開幕戦出場を誓った。プロ17年目の今季は、小久保裕紀監督(54)から二塁、三塁の守備の準備も指示された。それでも、内野の要として守り続けたショートのポジションを簡単に渡すつもりはない。レギュラー奪取を宣言している後輩野村と「しっかり勝負したい」と、生涯遊撃手として強いこだわりを口にした。


◇    ◇    ◇


今宮にとって14年連続となる「開幕戦遊撃出場」は「レギュラー奪取」と同意語だ。「唯一、自慢できるところなので更新したい」。NPBでは今宮を含め、吉田義男、鳥谷敬(日刊スポーツ評論家)、石井琢朗、坂本勇人が13年連続で開幕ショートを務めた。史上初の存在に向け、今宮の気持ちは自然と高鳴った。


昨シーズンは左脇腹痛など46試合の出場にとどまった。一方で後輩野村がブレークし、遊撃の定位置争いに堂々と挑戦状をたたきつけてきた。「彼(野村)は死に物狂いでショートを取りに来ると思う。僕もその気持ちに負けないように勝負していきたい」。ケガに泣いた昨シーズンの悔しさは「遊撃今宮」の再君臨で示してみせる。


だからこそ、自主トレのテーマには「初心」と「原点回帰」を据えた。次代のショートストップと期待され大分・明豊高から入団した18歳の熱いハートを再燃させ、さらに「開幕」に向け細心の注意を払いながら自主トレに汗を流している。「ケガをしたらもう終わりなんで」。昨秋、阪神との日本シリーズで右かかとを痛めた。練習前には約40分のウオーキング。しっかりと足をケアしながらグラウンド入りする。「熱さ」と「冷静さ」をうまくブレンドできるのも、プロ17年目のキャリアがあってこそだろう。


小久保監督からは二塁、三塁の準備も告げられた。常勝を目指すチームも世代交代の流れは急速だ。中村晃とともにチームの精神的支柱となっている今宮だけに、素直に受け入れ、準備も怠りない。ただ、プレーヤーとしての強烈な自尊心もある。


今シーズンの目標を問われると、日焼けした顔を引き締めて言った。


「僕は開幕ショートとしてスタメンで出られるように。最低の目標でありますけど。野村勇であったり、ほかの選手に負けないように。開幕スタメンをショートとして取りに行きたい」


生涯遊撃手として、内野の要を譲るつもりはさらさらない。【佐竹英治】

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