イチローに次ぐ快挙! 殿堂入り果たした「元楽天主砲」が侍ジャパンの難敵に?

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2026年01月22日 18:16  ベースボールキング

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オランダ代表を指揮するアンドリュー・ジョーンズ氏(写真=Getty Images)
 現地時間20日(日本時間21日)、米野球殿堂が2026年の殿堂入りメンバーを発表した。



 栄誉を授かったのは、資格9年目のアンドリュー・ジョーンズ氏と、同4年目のカルロス・ベルトラン氏(48)の2人。ともに1990年代から2010年代まで走攻守そろった外野手として活躍した。



 ジョーンズ氏は2013年から楽天で2シーズンにわたってプレー。“AJ”の愛称で人気を博し、13年には球団初の日本一にも貢献した。



 一方のベルトラン氏はロイヤルズでキャリアをスタートさせると、2017年に引退するまで7球団を渡り歩いた。19年オフにはメッツの監督に就任したが、アストロズ時代の“サイン盗み”疑惑を首謀していたことが取り沙汰され、指揮を執る前に退任した。



 日本での知名度が高いのは、もちろんジョーンズ氏のほうだろう。日本のプロ野球を経験した選手の米野球殿堂入りは、昨年のイチロー氏に続き史上4人目。日本のファンにとっては2年連続の朗報といえる。



 そのジョーンズ氏だが、今年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの前に大きく立ちはだかる可能性がある。



 というのも、ジョーンズ氏は現在、オランダ代表の監督を務めている身。オランダ代表は5チームで争われる1次ラウンドのプールDに入っている。上位2チームが準々決勝ラウンドに勝ち進むが、もしオランダが突破すれば、プールCを勝ち上がった2チームのどちらかと対戦する。



 侍ジャパンはそのプールCに振り分けられているため、ベスト4を懸けてオランダと日本が対戦する可能性は低くないというわけだ。



 ちなみにプールDには、オランダのほかに優勝候補のドミニカ共和国、ベネズエラ、イスラエル、ニカラグアがいる。前評判ではドミニカ共和国とベネズエラの2強とみられるが、ベネズエラは国内の情勢不安もあって先行きが不透明。参加は可能とみられるが、選手たちが100%野球に打ち込める環境が整っているかどうかは分からない。



 そこで浮上するジョーンズ氏率いるオランダ代表だが、決して野球強国のイメージはない。しかし、WBCには第1回から皆勤しており、第3回と第4回は準決勝進出を果たしている。



 特に2017年の第4回大会は、第2ラウンドで侍ジャパンと対戦。延長タイブレークにもつれる熱戦を繰り広げた。6-8でオランダは敗れたが、その後の準決勝でもプエルトリコと1点差の好勝負を演じた。



 2023年に行われた前回大会は、キューバ、イタリアらと同組で全5チームが2勝2敗で並ぶ大激戦となった。結局、失点率でオランダは3位に終わり、決勝トーナメント進出を逃したが、強豪キューバとパナマには勝利を収めている。



 今大会もオールスター4回の実績があるザンダー・ボガーツやメジャー通算157本塁打のオジー・アルビーズ、百戦錬磨のジュリクソン・プロファー、成長著しいセダン・ラファエラなど上位打線は強力だ。投手陣の出来次第では、みたび台風の目となってもおかしくないだろう。



 侍ジャパンにとっても、日本の野球をよく知るジョーンズ氏率いるオランダは怖い相手となりそうだ。







文=八木遊(やぎ・ゆう)

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