
大切な仲間の死を静かに悼みたいという願いが、予期せぬ形で踏みにじられたという投稿が寄せられた。九州地方の40代女性は、職場の後輩が亡くなった際の、あまりにも異様な通夜を振り返った。
亡くなったのは、バイクで帰宅中だった20代の男性社員だ。町役場の職員が運転する車に撥ねられるという、痛ましい事故だった。
「後輩の顔を見たら、涙が流れた跡があり、色白でイケメンの顔にもキズがあった。今まで慕ってくれて、前日もメールしたばかりだった。なぜか私とお揃いのキャラクターのお箸を使いたいと2人でお揃いのお箸を使っていた事などを思い出し涙が止まらなかった」
あまりに突然の別れに、職場全体が悲しみに包まれた。遺族からは「社長1人で」来てほしいと告げられていたが、社長の判断で社員全員が参列した通夜の会場は、想像を絶する光景だったという。(文:境井佑茉)
聞こえたのは、まるで「プレゼンか発表会」のような声
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それは、女性が思い出の箸を棺に入れたときだった。およそ葬儀には不似合いな「何かのプレゼンか発表会のように、はつらつとした元気な声」が聞こえたという。
「宗教の人が後輩との薄っぺらい思い出を語っていた。宗教の合宿で一度会っただけのエピソードを話し、片手を上げゴールに向かって共に頑張ろう!などと決起集会のようなスピーチが聞こえ、私達、社員全員が違和感でフリーズしてしまっていた」
会場は、遺族ではなくその宗教団体が仕切っていたようだ。故人と親しかった友人や同級生の姿よりも、笑顔で「お久しぶりです」と挨拶を交わす宗教関係者であふれかえっていたという。
純粋に悲しむことが許されない空間に、参列した社員たちはモヤモヤを抱えたまま会場を後にした。沈黙を破ったのは、同行していた社長だった。
「なんだあの通夜は。あいつの母親と姉ちゃんだけしかいないやんか、あとは宗教の人だけ。なんかかわいそうだな。明日は参列しないように、と言い残し解散になった」
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故人を置き去りにしたような葬式に、女性は
「親の宗教の人が子供の通夜にまで仕切って、故人と仲が良かった人のスピーチもなく、純粋に故人を悲しむ事も出来ない通夜は初めてだったし、衝撃的だった。彼の命日の12月がくるたびに、あの異様なお通夜と、意気揚々と宗教のスピーチをする声をモヤモヤと共に思い出します」
と、やりきれない思いを明かし、投稿を結んだ。
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