【フィギュア】“ゆなすみ”長岡柚奈&森口澄士組が銅! 五輪へ弾みも反省強調「練習しないと」

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2026年01月24日 22:51  日刊スポーツ

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4大陸選手権ペアフリーに臨む長岡柚奈と森口澄士(AP)

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇24日◇北京国家体育館◇ペアフリー



【北京=勝部晃多】愛称「ゆなすみ」こと長岡柚奈(ゆな、20)森口澄士(すみただ、24)組(木下アカデミー)が、主要国際大会で初の表彰台となる銅メダルを獲得した。フリー125・51点とし、ショートプログラム(SP)2位の貯金を生かして合計197・46点。優勝はエフィモア、ミトロファノフ組(米国)で合計205・34点、2位は、隋文静(スイ・ウェンジン)韓聡(ハン・ツォン)組(中国)で合計200・99点だった。


日本ペアの4大陸選手権での表彰台は23、25年優勝、24年2位の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組に続いて2組目。初出場だった前回大会の7位からステップアップし、2月6日開幕のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)での上位進出へ弾みをつける結果となった。


長岡と森口は「メダル獲得をできたのはうれしい」と声をそえながらも、自己ベストを4・65点下回る得点に反省しきり。長岡は「もっと練習をしないといけない」と気を引き締めた。


この日は収穫と課題の両面が表れた。2人横並びのサイドバイサイドジャンプでは、3回転ループ−ダブルアクセル(2回転半)−2回転半の3連続、単発の3回転トーループをともに着氷。一方で長岡が森口に投げられながら跳ぶスロー3回転ジャンプでは、ループが両足着氷、サルコーが転倒で減点となった。森口は「柚奈ちゃんをきっちり投げてあげられたと思う。スローも降りさせてあげたかったので悔しいです」と受け止めた。


結成3季目の今季は、飛躍が続いている。昨季最終戦の世界選手権を22位で終えると、新たにロシア出身のドミトリー・サビン・コーチに師事。「自信を持とう」という声かけとともに、ジャンプやリフトなど技ごとの練習時間を増やしてきた。


昨年9月の五輪最終予選で3位となり、日本初のペア2組派遣を実現。同10月開幕のグランプリ(GP)シリーズでは2戦連続4位と健闘し、SP、フリーで計4度組み込むリフトでは両試合で全体トップの得点をたたき出した。三浦、木原組がフリーを棄権した同年末の全日本選手権では、2年ぶりに優勝。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、昨季世界選手権銅メダル相当の合計215・30点をマークした。


ミラノ五輪の第一目標は入賞(8位以内)。成長を続ける2人が、4大陸メダリストの肩書を引っさげて初五輪に臨む。


◆長岡柚奈(ながおか・ゆな)2005年(平17)7月13日、北海道・洞爺湖町生まれ。物心ついた頃から札幌市で育つ。シングルは22年全日本ジュニア選手権23位。23年に森口とペア結成。25年冬季アジア大会銅、世界選手権22位。北海道出身者では初めてフィギュアスケートの五輪代表に選出。特技はテトリス。157センチ。


◆森口澄士(もりぐち・すみただ)2001年(平13)12月29日、京都市生まれ。22年全日本選手権シングル7位。20年からシングルとペアの“二刀流”で活躍。長岡と組んだ23年からペア専念。特技は苦手なマヨネーズを瞬時に察知すること。175センチ。


◆4大陸選手権 ISU主催で、欧州以外の国・地域(アメリカ、アジア、オセアニア、アフリカの4大陸)が参加する。第1回は99年で毎年1月か2月に開催。同時期に行われる欧州選手権に対抗し、選手たちに国際経験を積ませることが目的。参加枠は各国最大3人(3組)まで。

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