就任2年目はまさかの苦戦を強いられているスロット監督 [写真]=Getty Images かつてリヴァプールで活躍した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、古巣を率いるアルネ・スロット監督の進退について言及した。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
昨シーズンのプレミアリーグを圧倒的な強さで制覇したリヴァプールは、スロット監督のもとで黄金期を築くべく、昨年夏に4億ポンド(約845億円)以上を投じる超大型補強を敢行。しかし、スカッドの厚みは増したものの、大半の新戦力は適応に苦戦し、エジプト代表FWモハメド・サラー筆頭に既存戦力のパフォーマンスも低下。今シーズンは第23節終了時点で首位アーセナルと「14」ポイント差の6位にとどまり、連覇は絶望的となっている。
成績不振からスロット監督の進退問題も囁かれているが、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが指揮官交代に踏み切る中でもリヴァプールは“大ナタ”を振るっていない。しかし、クラブOBからは今シーズンの成績次第ではスロット監督解任もやむを得ないという意見が挙がっている。キャラガー氏は古巣の昨シーズン覇者という立場や、昨年夏に超大型補強を敢行したことを踏まえつつ、次のように持論を展開した。
「前のシーズンにリーグで優勝し、多くの資金を投入しておきながら、チャンピオンズリーグ(CL)出場権すら獲得できないのであれば、言い訳の余地はないと思う。CL出場権に関して、リヴァプールにとって本当に心配なのは、現在のプレミアリーグで際立っている3つの大きな特徴、つまりセットプレー、カウンターアタック、そしてローブロックへの対応だ。彼らはこれらのどれにも対応できていない」
「最近のマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの調子によって、リヴァプールがCL出場権を外れる可能性が見えてきているし、本当に心配だ。来シーズンのCL出場権獲得を危惧するようになった時点で、監督職の在り方はまったく別次元の話になると思う。リーグ優勝を逃すことや優勝争いに加われないことについてはチーム全体の責任だ。しかし、王者でありながら、多額の資金を投じながら、プレミアリーグ最高の給与総額を抱えながらCL出場権を逃すこと。これは深刻な疑問を投げかけざるを得ない」
その上で、キャラガー氏は今冬の移籍市場での守備陣の補強を進言。「私は依然として彼らが正しい判断を下すと信じている。それはDFを獲得することだ。フィルジル・ファン・ダイクが負傷すればシーズンは台無しになるだろう。パニックバイはしてほしくないが、彼らは何かを隠し持っているかもしれない」とコメントしている。
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