【卓球】日本の健康寿命伸ばす「T−NEXT」の挑戦始まる「次の100年につながる」倉嶋洋介氏

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2026年01月27日 15:50  日刊スポーツ

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T−NEXT設立記者会見で思いを語る代表理事の倉嶋洋介氏(撮影・松本航)

卓球元男子日本代表監督の倉嶋洋介氏(49)が代表理事を務める「T−NEXT」は15日、都内で設立記者会見を開いた。


日本卓球協会と提携し、国際大会で競争力を持つ選手を育てるS級、国内トップ選手を育てるA級のコーチライセンス制度を整備。従来は日本スポーツ協会の制度を用いてきたが、卓球界独自での取り組みが本格化していく。


男子団体で16年リオデジャネイロ五輪銀、21年東京五輪銅メダルをなどを経験してきた倉嶋氏は「(強化現場で)指導者が学ぶ、研さんする場所がないとダメだと感じていた。選手がすごく強くなり、ナショナルトレーニングセンターなど環境も整ってきた。3本柱として指導者のシステムがしっかりすれば、ずっと五輪などで注目されるような競技にい続けることができると思う。日本卓球協会ももうすぐ(2031年に)100周年を迎える。次の100年につながるように、卓球への貢献、スポーツの発展を目指したいと思います」と決意を示した。


理事には日本サッカー協会(JFA)名誉会長の田嶋幸三氏(68)を招き、指導者のライセンス制度を運用してきた外部の知見も取り入れる。田嶋氏は「ワクワクするような気持ちでお話を伺い、絶対に応援しようと思った。卓球は世界チャンピオンや(五輪)金メダルを取っている団体。日本が主導になって、世界のライセンスを整えていくぐらいの気持ちでやってもらえればと思っています」と力を込めた。


卓球は愛好者に占める高齢者の比率が高く、肉体への過度な負荷がかからない、費用面や施設面が手軽という利点もある。「T−NEXT」では指導者ライセンスと並行し、認知症予防による健康寿命延伸への貢献を掲げている。


特別顧問の林信貴氏(62)は「諸説ありますが、認知症予備軍の方を含めると日本に3000万人ほどいらっしゃるという説もあります。年齢的に早ければ40代ぐらいから。3000万人と考えれば、その介護にあたる人たちがプラス数千万人となる。日本の働く人口への影響も大きい。体も認知機能も、健康であり続けるのが70〜90代まで続くことによって、そういったことが防げるというのが私たちの目標であり、理想。日本の社会にとっても、非常に意義のあることだと考えています」と説明した。企業との提携などを視野に入れており、卓球のポテンシャルを生かして社会貢献も担っていく。【松本航】

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