
右から、柳井康治ファーストリテイリング取締役、サッカー元日本代表の内田篤人氏、タレントの足立梨花氏、国際審判員の荒木友輔氏、野々村芳和Jリーグチェアマン
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ユニクロが、Jリーグと包括的パートナーシップを締結した。Jリーグのシーズン移行期間に合わせて2026年上半期に開催される特別リーグで、ユニクロがレフェリー(審判員)にユニフォームを提供するほか、6月に行われるオールスター戦の選手にもユニフォームを提供する。また、レプリカウェアの販売も行う。2月6日からは、オリジナルTシャツやトートバッグが作成できるサービス「UTme!」で、Jリーグ全60チームのエンブレムやマスコットのデザインの提供を開始する。パートナーシップ締結に合わせ、国内のUTme!導入店舗は2025年12月末時点の37店から76店に拡大する。
Jリーグは、これまで2月〜12月の「春秋制」で開催していたリーグを、2026年から8月〜翌5月の「秋春制」に移行する。欧州リーグと時期を合わせることで選手の移籍を円滑にし、グローバル化を進めると共に、猛暑時期の試合を減らすことなどが狙い。これに伴い、空白期間が生まれる2026年は、2月6日から特別リーグ「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」を開催し、17年振りにオールスター戦も復活する。
パートナーシップ締結の記者会見に登壇した柳井康治ファーストリテイリング取締役グループ上席執行役員は、「Jリーグとユニクロには、より良い社会の実現、地域密着の深化、グローバルへの挑戦といった共通点がある」「一緒にJリーグを盛り上げ、世界からも注目されるようなリーグになっていけば嬉しい」とコメント。また、2025年からユニフォーム事業を強化しているユニクロにとって、「当社のウェアが高い機能性を求められるプロスポーツの現場でも通用すると知っていただくことで、ユニフォーム事業にとっても追い風となる」と期待を込める。
Jリーグの野々村芳和チェアマンは「リーグのシーズン移行は、Jリーグや日本サッカーが世界に出ていくために非常に重要。このタイミングで、既にグローバル化を実現しているユニクロと組み、世界で挑戦するマインドセットを我々の中にも取り込みたい。選手の意識は既に世界に向いているが、スタッフや運営側もそうした感覚を持つように取り組む」と狙いを話す。レフェリーや選手へのユニフォーム提供は、まずは特別リーグ期間やオールスター戦に限るが、「今後のパートナーシップについてはさまざまな可能性がある」と野々村チェアマン。
記者会見には、元サッカー日本代表選手の内田篤人氏や、Jリーグと縁の深いタレントの足立梨花さんも登場。UTme!でJリーグチームのエンブレムを使ったTシャツの作成を実演した。
ユニクロとサッカー競技との関わりは、2002〜2005年にザスパ群馬(当時はザスパ草津)のユニフォームサプライヤーを務めたほか、2003年からは未就学児向けサッカー体験イベント「JFAユニクロサッカーキッズ」を毎年開催。内田選手も同イベントに2021年から“キャプテン”として参加している。また、ユニクロとスウェーデン五輪代表チームとのパートナーシップの中で、東京五輪で銀メダルを獲得したスウェーデン女子サッカーチームにもユニフォームを提供。当時、スウェーデン女子チームのユニフォームの胸元のユニクロロゴが話題になった。
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